[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

多くの猫さんが暮らしていらっしゃる島です。


朝、猫さんたちが集まる時間。
人と猫さんが共生を目指す場所では地域猫としてTNRをされていることが増えてきましたが、昔から一緒に暮らしているこの島には耳カットの「さくらねこ」さんは存在していません。


朝は漁師さんからお魚のお裾分けをもらうのです。


島の方にお世話されご飯ももらっているのですが、やはり朝のこの時間は特別なのでしょうね。


子猫さんもときどき見かけます。
島にはカラスも多いので、子猫さんが必ずしも無事大きくなれるわけではないようです。
自然の中で暮らすことはやはり過酷なのです。


過酷な自然ではありますが、島の人たちとゆっくり暮らす時間は良いものなのでしょう。表情が穏やかな猫さんが多いのが非常に印象的です。


漁業が盛んな島で、猫神社で大漁が祈願されてきたこともあるように、猫さんが大切にされてきたという背景があります。
そういったこともあって島で一緒に暮らす存在として、人間と猫さんのバランスが成り立ってきたのかもしれないですね。
TNRは人と外猫さんが共生するための一つの手段ですが、そうしなくても昔から成り立ってきた珍しい場所なのかなと思います。


猫目当ての観光客も増えた今、島に暮らす人と猫さんたちのバランスを壊さない為には島を訪れる人がちゃんと守らないといけない事があります。日常を離れた旅の中で浮かれてしまうかもしれませんが、難しいことではないのでいつも通りマナーを守って行動することが大事ですね。
この先も、ここで人間と猫さんが今までと同じような関係で居られるように願います。

次は「さくらねこさんしか居ない島」の様子をお届けします。