フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:福島県浜通り地方
毎月第四木曜日におこなっているいながき動物病院いわき分院の不妊去勢手術ですが、何とか地元に根付いてきたようで、10月には3日間かけて116匹もの猫さんの不妊去勢手術を実施することができました!
最近、よく直面するようになった多頭飼育現場。
多頭飼育はそこにいる猫たちだけでなく飼育者、近隣の方、みんなが苦しみます。
子猫が20匹以上生まれてしまったあとに避妊去勢手術を決断され、LYSTAに相談された餌やりさんはこうおっしゃっていました。
『3~4年前に引っ越してきたときから7匹くらいに餌やりをしていました。
かわいそうだからただ餌をあげるという安易な考え方が間違っていました。今春、20匹以上の子猫が生まれて猫の繁殖力を思い知らされました。
少ない頭数のうちに手術をさせてあげればよかった。本当に後悔・・後悔・・の日々でした。精神的にも追い詰められていました。とにかくこのまま増え続けて、せっかく生まれてきた命を無駄にしたくない、なんとしてもこの負の連鎖を止めなければいけないと思いました。
以前にボランティアをさせていただいたことがあり、リスタさんのことは知っていましたが、手術の手伝いをしていただけることは子猫が生まれてからブログを見て初めて知りました。
直ぐに代表の鈴木さんに連絡をとりました。早急に対応していただき本当に助かりました。
今は本当に手術をしていただいてよかったと思っています。いつも心のどこかに手術をさせてあげなければという気持ちがあり、焦りと不安でいっぱいだったので・・・。
繁殖を止めることができたほかに、避妊手術をしないがために起こるママ猫たちの身体の負担もなくなり、今いる7匹には少しでも長生きしてもらいたいです。』
この現場の成猫は居場所とご飯をもらい外猫として安心して暮らしています。生まれた子猫は保護し里親さんのところで幸せに暮らしています。
これからも、不幸な猫が増えないようにTNRを啓蒙し実行していきたいと考えています。
前回活動報告でお知らせした50匹レスキュー現場の子達も順に幸せを掴んでいます。
すっかりお嬢様になったミラちゃん。
多頭飼育現場からレスキューした子猫。
ひまわりちゃんになりました。
<ご支援くださっているみなさまへ>
日頃より、LYSTAを応援してくださいまして誠にありがとうございます。
LYSTAは2011年9月より任意団体として活動を始め、6年目を迎えました。
マンパワー・資金・物資ともに、これまで支えてくださった皆様のおかげで、数百頭の命を救うことができました。心より感謝を申し上げます。
応援してくださっている皆様へ、今後のLYSTAについてお知らせがございます。
まず、現在LYSTAは、NPO法人化へ向け準備を進めております。
保護頭数は100頭を超え、私個人で責任をもてる規模ではなくなりました。
ボランティアさんやスタッフからも、これまで幾度と法人化したほうがいいとの意見が上がっておりました。行政機関等との関わり方なども考え、いよいよ法人化しようということに気持ちを固めました。
登記が完了いたしましたら、会員さんを募らせていただくことになりますので、その際には何卒よろしくお願いいたします。NPO法人となりましたら、いままで以上に誠実に、責任をもって活動をしてまいりたいと思います。
二つ目のお知らせは
来春のOPENを目指して、里親募集型で喫茶営業なしの保護猫ふれあいサロンを始めることにいたしました。
サロンの目的は、保護っ子たちの家族をみつけるチャンスを増やすこと、現在、毎月第四木曜日にシェルターの約6畳のコンテナハウスで行っている猫の一斉の不妊去勢手術を安全に実施するために、もっと広いスペースが必要となってきたこと、毎月開催している里親会も、継続していることにより来場者が増え、もう少し広い会場が必要となってきたためです。またここのところ毎月の支出が支援金を上回っていることから、サロン入館料で僅かでも保護活動資金に充てたいと考えました。
物件は二階建ての店舗で、二階がサロンになり、一階を不妊去勢手術と里親会開催で使用いたします。場所は、映画「フラガール」の舞台となった「スパリゾートハワイアンズ」がある、いわき市の湯本駅前です。
態勢はかわっていきますが、今後とも皆様には、私たちの活動にご賛同いただき、また、ご支援いただけましたら幸いでございます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
「LYSTA~動物たちに光と再生を。」
http://www.lysta.org/
本当にたくさんの猫ちゃんたちが保護されていることをあらためて知りました。一匹でも多くの猫ちゃんが幸せになりますようにと祈らずにはいられません。どうかたくさんの情報発信をして頂き、私たちももっと、この現状を知り理解をすることが大切だと思いました。
by ちょびくん ママ 2018-02-18 11:57