[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

---

実施場所：広島県・栃木県・山形県・千葉県・熊本県・長崎県・佐賀県・東京都・兵庫県・岡山県・長野県

【終生飼養活動】
犬１１匹、猫６４８匹を当施設「終生飼養ホーム」で引き取りました。終生依頼の理由としては飼い主の高齢化が目立ちました。



【譲渡活動】
広島県内にある全てのセンターの殺処分対象の猫、及び、多頭飼養崩壊現場から犬４匹、猫１５５１匹を救出し、 犬１９匹、猫４８３匹を新しい家族の元へ送り出しました。



【広島県処分ゼロの実現】
８月１日、広島県内すべてのセンターから殺処分対象の猫全頭の引き出しを開始し、これにより広島県は殺処分がゼロとなり、広島県内になる処分機は稼働停止となりました。


センターから引き出した子は、メディカルチェックが終るまでの約２週間ケージに入ります。

【野生動物の保護活動】
交通事故により負傷したカラス２羽（２羽とも保護中）鹿２頭を保護し、適切な治療を施し、鹿１頭は予後死亡しましたが、鹿１頭は予後良好で放獣できました。

【東日本大震災及び熊本震災の救援活動】
福島原発２０㎞圏内から救出し、預かりさん及び、いぬ親さん宅で育てていただいていた犬猫が相次いで亡くなり、時の流れを感じました。 熊本震災被災地からは、震災１ヶ月以降に居住不可能となったお宅から飼い猫１７匹を終生で引き取りました。

【TNRイノベーション活動】
野良猫５７７匹にワクチン接種・ノミマダニ駆除・その他の医療を施ＴＮＲしました。

【動物愛護団体ちばわんと（一社）全国野良猫対策連合会との協働TNR一斉活動】
那須塩原市（栃木県）岡山市（岡山県）神戸市（兵庫県）山鹿市・水俣市（熊本県）佐賀市（佐賀県） 千葉市（千葉県）飯山市（長野県）置賜郡（山形県）岡山市（岡山県）で犬１１０匹、猫６８６匹TNRしました。

【多頭飼養崩壊現場救援活動】
全現場の犬猫に一斉不妊手術を施し、その内、飼養不可能と判断した猫２０７匹を引き取りました。



【啓発活動】
学校行事
栃木市立栃木西中学校にて全校生徒の前で「命について」９０分講演
演劇活動
「犬猫の飼い方」をテーマに命の重みを伝える「キミの手のなかの命」を神奈川県川崎市で公演し、また、「東日本大震災」で被災した犬猫を題材に作った「ハル・ミケ２部作」を東京都品川区で上演
トーク活動
私たちの４年間に渡る活動を記録したドキュメンタリー映画【犬に名前をつける日】の自主上映に伴い、福島県会津若松市、埼玉県鴻巣市、東京都世田谷区でトークイベント開催
パネル展示活動
中国新聞社主催「フラワーフェスティバル」と「ちゅーピーまつり」にてパネル展開催
メディア出演
広島県の殺処分ゼロ活動などを、広島ＦＭラジオ・ＲＣＣラジオ（１時間生放送）にて放送
動物シェルターでの１日のお世話の様子をＴＢＳ深夜番組にて放送
猫ブーム・多頭飼養崩壊などで中国新聞朝刊（２回）下野新聞（１回）掲載



【行政機関との協働活動】
広島市認定の地域猫活動に於いて、説明会・生態調査・捕獲・リターン等すべてを広島市と協働で活動。
広島市動物管理センターにて譲渡対象として飼養管理している犬猫のフードとペットシーツを全面支援。
５月・広島県健康福祉局と広島県議会と当団体とで最終調整に入り、７月に湯崎広島県知事と意見を交換し、８月１日より広島県内のすべてのセンターから殺処分対象の猫全頭の引き出しを開始。

【今後の展望】
（一社）全国野良猫対策連合会とちばわんとの協働活動として行っている日本全国ＴＮＲ一斉と並行して、日本全国にあると思われる多頭飼養場の不妊手術及び引き取りにも力を入れていきます。



＜ご支援くださっているみなさまへ＞
いつも、温かいご支援ありがとうございます。
犬猫みなしご救援隊は「人と動物との共生」を目指し、これからも皆さまのご期待にそえるよう 積極的に動物たちを救援しいく所存です。
今後とも、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人　犬猫みなしご救援隊
代表・中谷百里

---

「特定非営利活動法人　犬猫みなしご救援隊」
http://www.minashigo.jp/