ロシアのサンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館。
あ、猫さん!
こちらでは「ネズミから美術品を守る」というお仕事をされている関係で昔から猫さんたちがいらっしゃいます。
普段は美術館の地下にお住まいのため、運が良ければ会えるといった感じでしょうか。なかなかお会いすることは出来ません。
そして、この10メートルくらいから近づけない距離感は・・・遠く離れたロシアでも同じなのですね!
敷地内の猫さん横断注意の看板が優しいです。
そしてエルミタージュ美術館から歩いて15分くらいのところにある猫カフェ「猫共和国」さん。
入口からインパクトありすぎですb
中にはいろいろな種類の猫さんがいらっしゃるのですが・・・
こちらはここの大統領猫さん。年齢は10歳をはるかに超えていて、先ほどのエルミタージュ美術館出身だそうです。
そう、こちらの猫共和国さんにはエルミタージュ美術館のお仕事を引退された外猫さんがいらっしゃるのです。
こちらの白黒さんもそうなのですよ。
素敵な場所があってよかったですね!
あ、この看板は美術館でみたのと同じもの!
実はエルミタージュ美術館付近では問題もあって、猫で有名な場所だからかケージに入れて捨て猫をしに来る人がいるのだそうです。美術館で働く猫さんと周辺の外猫さんを合わせると100匹くらいいらっしゃるのではないかとのことでした・・・。こういった問題も国が違っても有ることなのですね。。。
そして、この図!!見たことあります!
さくらねこやTNRの説明の時によく使われるわかりやすい図ですね。
避妊去勢をしないと増えすぎて大変なことになりますというものです。
ロシアで耳カットのさくらねこさんに出会うことはありませんでしたが、猫さんと人間がうまくやっていくための考え方は同じところもあって、保護・譲渡・避妊去勢などを頑張って見守る人がいることも同じなんだなと感じました。
時間が流れても、どんな場所であっても良い関係であり続けたいものですね。
写真
さくらねこブログライター紹介
ねこせんせい
猫サポーター見習い。猫に産まれて来る予定が人間に産まれてきたため、今は猫さんたちに生かされています。地域猫活動の認知が広まって、不幸な猫さんが減りますように!そして、次こそ猫に産まれますように。
今回はロシア編なんですね!
お仕事を引退された猫さんたちが安心して余生を過ごせる場所がある事、素晴らしいです。盲導犬みたいですね。
でも、ここならと捨て猫をしに来る人がいるとは、悲しいです。日本でもロシアでも、猫さんたちのための活動が広がり、猫さんも人間もシアワセになれるようにと願います。
by ふ〜みん 2017-05-25 12:49
> ふ~みん様
エルミタージュ美術館の地下にいらっしゃる猫さんたちをお世話してくれている人もいるのだそうですよ。
日本もそうですが、捨て猫がなくなり最後まで責任をもって幸せにしてくれる人ばかりになればと思います。
by ねこせんせい 2017-05-26 22:09