夏が過ぎようとしています。
外猫さんたちにとっても、この暑さももうひとがんばりです。
さて、今週は、すぎる猫最終回。またまた個性的な猫さんたちに登場してもらいましょう。(タイトルは、私の勝手な思い入れです)
デカすぎる猫
屋外アートすぎる猫
夏休みすぎる猫
スイカムシすぎる猫
後光が射しすぎる猫
まことちゃんすぎる猫
シンメトリーすぎる猫
重役すぎる猫
シブすぎる猫
ただものじゃなさすぎる猫
どれか1匹選べともし言われても、どの子も可愛すぎて選べなさすぎる猫
シュールすぎる猫
○○すぎる猫
最後の写真の○○に、みなさんなら、どんなタイトルを入れますか?
「寅さんすぎる猫」?
「性格よさそうすぎる猫」?
「かまってほしそうすぎる猫」?
そんなタイトルも、ぴったりですね~
私が入れたい言葉は、これ!
「ラブリーすぎる猫」。
昔から、こういうちょっと「シケた」顔の猫にめっぽう弱いんです(笑)。
猫ブームのさなか、巷でもてはやされているのはもっぱら"器量がいい"猫さんたちですが、猫のラブリーさは、比較なんてできないもの。どの子もどの子も、みんなそれぞれ個性があって、みんなかわいい。
そう、どの子も「ラブリーすぎる猫」!
そんな思いを、じつは、今回の「すぎる猫」シリーズに込めました。
そして、家猫も、地域猫も、ノラ猫も、みんな誰かの「いとしすぎる猫」でありますように!
今回登場の猫さんたちは、1から順に、ミサさんちのゴンちゃん、房総の海辺の食堂猫、カフェの外猫まだらちゃん、ユウコさんちのゆめくん、墨田さんちの預かり子猫、喫茶店「カフェ・アルル」の次郎長くん、とある家の庭先で出遭った子、和菓子「青木屋本店」看板猫のまろくん、うどん「お多福」大番頭のしまちゃん、房総の漁村猫、墨田さんちの預かり子猫たち、神楽坂路地猫、房総の海の家の猫たまちゃん。
※今発売中の「猫びより」特集9月号特集は「ハンデに負けニャイ!」。さまざまな障害をもちながら、飼い主さんに愛されて逞しく暮らす猫さんたちの紹介で、読みごたえたっぷりです。
私は、両前足が義足の猫「チビタくん」と、道ばた猫日記で紹介したことのある全盲のやんちゃ猫「ムーちゃん」の記事を書いています。
また、「私と猫」のページでは、「夜回り猫」で大人気の漫画家深谷かおるさんにもインタビューさせていただきました。深谷さんの飼い猫マリちゃんも、保護された子猫のときから片目の視力がありませんが、16歳にして元気はつらつ、なんとも魅力的な黒猫さんでした。 もちろん深谷さんも、作品同様、滋味にあふれてとてもとても魅力的なかたでしたよ!
読んでいただけたら、うれしいです。
「道ばた猫日記」から書籍が生まれました。
『
里山の子、さっちゃん』
動物たちはやさしく、気高い。助け合い、ともに生きる猫たちの物語。
『
しあわせになった猫 しあわせをくれた猫』
フェリシモ猫部の心温まるブログ、完全版として待望の書籍化!
写真
道ばた猫日記ライター紹介
佐竹 茉莉子(さたけまりこ)
フリーランスのライター。路地や漁村歩きが好き。町々で出会った猫たちと寄り添う人たちとの物語を文と写真で発信している。写真は自己流。著書に『猫との約束』『寄りそう猫』『猫だって……。』『里山の子、さっちゃん』など。朝日新聞WEBサイトsippoにて「猫のいる風景」、辰巳出版WEBサイト「コレカラ」にて「保護犬たちの物語」を連載中。
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みんな表情豊かで味があってとても楽しませて頂きました。美形ももちろん可愛くてみな順位なんてつけられないけれど、私もどちらかといえばブサかわとかシブかわ、一度見たら忘れられないようなニャンコが大好きです。最後のニャンコは若いのかな・・・?おじいちゃんすぎる猫?(笑) デカすぎる猫、うちのぺったんかと思いました(笑)
by ぺったんの母 2017-08-22 15:15
今週もみんな本当に可愛すぎる子達ばかりですね。どの子も、やっぱり女優、俳優、モデル、芸人、なんにでもなれますね。そして最後に必ず(可愛すぎる)をつけたいです。ちゃちゃ子とぽんず、一段と姉弟らしくなってきました。お姉ちゃんは弟の毛ずくろいをよくしてあげてます。ただし、娘によると、声をかけるときはちゃちゃ子が先でないと、すねまくりだそうです。
by ふみちゃん 2017-08-22 15:37
わぁ!!今回も「◯◯すぎる」シリーズ、どれも笑っちゃいました(^o^)どの子も可愛いよぉー!まことちゃん、すぎますね(笑)ぐわしっ!ほんとにシンメトリー過ぎるよぉー(笑)重役すぎるし、渋すぎるし、(菅原文太さん?)ただものじゃなさすぎるしシュールすぎるしどの子も選べないからまとめて全部!と言っちゃいそうだし……ああ、美術館のお庭にオブジェでありそうなアートすぎる子もいましたね!どの子も本当に本当に良い表情、良い姿でたまりませんでした!!
最後の子はまた「しけたお顔」が可愛いですね♪佐竹さんはラブリー過ぎる猫なのですね(*^_^*)(だから花はなの里のちくわくんもお好きですか♪)私は……「なんだかなぁ…過ぎる猫」かなぁ(笑)そう思ってそうにみえちゃいました!
◯◯すぎる猫シリーズ、とーーっても楽しかったです!!
猫びより、9月号ですね♪みてみます!
by とも 2017-08-22 19:39
今回の子たちも役者ぞろい! 「ただものじゃなさすぎる猫」さんは、もはやネコ科の何か、という風格がありますね。シンメトリーすぎる猫さんみたいな模様、初めて見ました!本当に猫の毛色は奥が深い。。
みーんなかわいい子たち。誰かのかわいすぎる子でありますように!
by さりゅ 2017-08-22 20:06
まことちゃんに対抗して、最後は・・・「がきデカすぎる」はどうでしょう
二頭身様ですか?( *´艸`)
個性豊かな猫たちが、佐竹さんがつけるタイトルでより一層愛おしくなりますね。
by にゃにゃ 2017-08-23 10:35
>ぺったんのお母さま
最後の子は、当時まだ2~3歳だと思います。潮風の町では、やはり、こういう毛並み、こういうショボ目の子が多いです。
by 道ばた猫 2017-08-23 14:07
>ふみちゃんさん
そうなんですよね~。やっぱり声をかけるのはいちおう先輩を立てないと(笑)。自分が愛されてるから、安心してあとの子を可愛がれるんだと思います。
by 道ばた猫 2017-08-23 14:10
>ともさん
そうなんです、ちくわくん、タイプ(笑)。たそがれ顔っていうんでしょうか。「なんだかなあ・・顔」ってのもいいですね!
by 道ばた猫 2017-08-23 14:16
>さりゅさん
ただものじゃなさすぎる猫さんは、夕暮れの海を眺めていたのです。村の長老、って感じで。だけど、三毛キジだし、ピンクのスズをつけてもらってるから、女の子ですよね、いいなあ~
by 道ばた猫 2017-08-23 14:20
>にゃにゃさん
あはは、がきデカすぎるねこ! つまり「渥美清さんすぎる」猫さんてわけですね?
いいなあ。 たまちゃんは、いろんなこと言っても、ドンと受け止めてくれそう(笑)。
by 道ばた猫 2017-08-23 14:28
話しかけずにはいられなさすぎる猫かな。
それか、夏の終わりを感じさせすぎる猫(^^)
それにしても、どの猫も味がありすぎますね〜。ただものじゃなさすぎる猫に、ぜひ会ってみたいです!
by ちぃこ 2017-08-23 21:28
>ちぃこさん
まさにそうでした。夏の終わりの海べで出遭って、話しかけずにいられなすぎて、バイバイが言いがたすぎたたまちゃん。たまちゃんもただものじゃなさすぎる猫さんも元気にしてるといいな。
by 道ばた猫 2017-08-24 09:18