[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

何度かこのブログにもひっそり登場している「ソックス村」。
そこで暮らしていたマリリンさん。


割れハート柄が特徴です。
先に仲良しの息子を病気で亡くしていますが、乗り越えて公園で元気に暮らし続けます。


しかし、今年の春には衰弱して老衰で亡くなってしまいました。
右手が不自由になって足腰も弱くなった状態でも這うようにしてご飯を食べにくる姿には生きる力を感じました。


十数年公園に居続け、ファンや顔見知りのお世話の人も多かったのでしょう。長年親しんだソックス村の餌場にはお花が供えてありました。


4匹が住んでいたこの場所は、残り3匹となります。


こちらは、村の名前にもなっているソックス氏。
黒い顔に白まつげと白ヒゲが映える人気のベテラン猫さん。
同じくこの公園に10年以上住んでいます。


同年代の黒猫のクロベーさんとはとても仲よし。
参考記事：(ↀДↀ)


マリリンさんとの三角関係が噂されることも？
夏の終わりごろ、このソックス氏も衰弱した後にマリリンさんの後を追うように姿を消してしまいました。


長年一緒に暮らしてきた仲間を立て続けに失ったクロベーさん。
同じく後を追うように先月亡くなってしまいました。
メス猫さん２匹を見送っての立派な最期だったと思います。


人馴れしていて良く話しかけてくる猫さんだったので人気もあったのでしょうね。「ありがとう」のメッセージとともにお花が供えてありました。


この村に後から現れてまだ数年の若手ダミーさんが最後の一匹になっています。
人と共生してきた猫さんがどんどん亡くなっていくのは寂しいことですが、「殺処分をせず飼い主のいない猫を減らしていく」というTNRの取り組みの趣旨からすると、こうやって天寿を全うし猫さんが減っていくことは成功しているのかなと思います。

ダミーさんもここで長生きしてください。


同じ公園の少し離れた場所。
いつも二匹で喋りながら小走りに駆け寄ってくる猫さんたちです。

この光景が当たり前だと思っていたのですが、2匹も10歳を超える高齢猫さん。いつまでこうやって会えるのだろうと改めて思いました。次に会えるのかだってわかりません。

猫さんたちは人間よりもとても速いスピードで生きています。
この貴重な時間をもっと大切にしないといけないですね。


もちろん、外猫さんだけじゃなくてうちの猫さんだってそうです。
2018年も、その先も、一緒に居られる時間に感謝を忘れないようにします。