ページ内を移動するためのリンクです。
ここからメインコンテンツです

[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2018年01月19日

「認定特定非営利活動法人アニマルレフュージ関西」さまの活動レポート(2017-18前期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:大阪府豊能郡能勢町

2017年8月
篠山アークの正門前で毛がかたまったゴミの山に見える物体を散歩中だった犬とスタッフが発見。
犬が異常に反応するので、スタッフが確認に行くとそれは怯えてか動かなくなって固まっている小型犬だとわかり、直ちに保護し能勢シェルターへ連れてきました。
その状態はかなりひどいもので、長年伸び放題になった毛と糞尿やゴミで固まり、生き物であることはかろうじて認識できるが、性別、犬種はおろか、頭がどちらで、尻尾がどちらかもわからないほどでした。
2時間かけて数人がかりでバリカンやハサミを使って数センチもある分厚い毛を刈り、なんとか清潔な体にし、劣悪な環境から解放してあげることができました。
もし誰にも発見されず、あの劣悪な状態で真夏の炎天下に放置されたままであればおそらく長くは生きられなかったと簡単に想像できます。
おかげさまで、この子の保護経緯からたくさんの里親希望者さんが集まり、無事素敵な家族の元へ迎え入れられ、幸せになってくれました。

ARK20171127-1.jpg
保護されて能勢シェルターへ到着した時の状態

ARK20171127-2.jpg
毛刈りが終わり、やっと犬らしい姿に戻った犬と大量の刈られた毛。

2017年8月から9月
約3年前に犬の保護をしたことがきっかけで、再び多頭の仔犬の保護依頼が保護主さんよりありました。
今回は2回に分けて合計16頭保護しました。今回は保護主さんとその協力者さん達のおかげで、アークへ来るまでの間、社会化にご協力いただき、人に対する警戒心を軽減できました。
ただ、元々の気質なのかやはり怖がりなところもあり、これから里親さんが見つかるまでのあだに、できる限り、シェルター内ではたくさんの人と接する機会を設け、人馴れさせ、フォスターさん宅にもお願いしてトイレトレーニングや社会化トレーニングを積み、1頭でも多く、できるだけ早いうちに里親さんを見つけてあげられるよう頑張っております。

ARK20171127-3.jpg
ワクチンも終わり、外へ出ることが出来るようになり、お散歩中。

ARK20171127-4.jpg
おすわりも覚え、アイコンタクトも完璧、トレーニングも順調です。


<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも皆さまより暖かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
上記、16頭の仔犬の保護とほぼ同じ時期に他から6頭の仔犬とその母犬も保護しました。
この夏、スタッフは22頭の仔犬たちのお世話やフォスターさん探し、仔犬用フードの調達など平素から数少ないスタッフとボランティアさんで良い里親さんが見つかるようにと願いながら、お世話しております。
とは言ってもまだ半分の仔犬たちが能勢で里親さんとの出会いを待っています。
この仔犬たちはじめアークにいるすべての犬猫たちから1頭でも多く、1日でも早く暖かい家庭で幸せになれるよう頑張っていきたいと思っております。
今度とも、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。



「認定特定非営利活動法人アニマルレフュージ関西」
http://www.arkbark.net
  • ツイート
  • いいね!