フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:大塚シェルター、移動譲渡会場車(幸せの黄色い車)・・・一般公開
大塚第一シェルター・四谷シェルター・立川シェルター・・・一般非公開
・猫の殺処分ゼロを目指し、行政(保健所、動物愛護相談センター)などから猫たちを引き取り、ケアや手術を済ませた上で適正な飼い主に譲渡する活動を行っています。
猫の受入れ(行政・民間合わせて) 318 頭
新しいご家庭への譲渡数 268 頭
離乳前の子猫も受け入れてケアします。
メンタル・体調共に、譲渡可能となった猫達は保護猫カフェにデビューします。
・猫達のメンタルに配慮し、かつ沢山の方に保護猫を家庭に迎える選択肢を増やすために「移動譲渡会場車〜幸せの黄色い車〜」を作りました。季節や天候などの温度変化や、知らない場所での音など、猫達にとって脅威と感じられるものを極力抑えた仕様になっています。10月からの稼働。ホームセンターさんに場所をご提供いただいて、新しい出会いの場を創っています。
「人が集まる場所での譲渡会」と「猫達のメンタルに配慮する」事の、両方を成り立たせる方法として移動譲渡会乗車(幸せの黄色い車)を稼働
・猫達と少しでも長く暮らしたい方のご要望に応える形で「ねこのゆめ〜成猫のお引き取りと再譲渡事業〜」を行っています。毎月の小額積み立てで満額になれば「いつ・どんな状態でも・何歳でも」東京キャットガーディアンがお引き受けして、里親募集もしくは終生飼育をします。開始直後から、一括でのお申し込みを多数頂いており、高齢化する都営住宅や新築ペット共生マンションなどからも、「全体の問題として加入を勧めて」頂いています。
ペット共生マンションなどからも「全体の問題として加入を勧めて」いただいており、また高齢者のサービス施設からも、相談先の1つとしてご活用が始まっています。
「ねこのゆめ」の説明も行う、「猫と人の終活勉強会」には全国から参加者が集まります。
・任意団体だった保護猫カフェ協会が2017年6月8日に一般社団法人になりました。同じく、保護・譲渡・過剰繁殖抑制のための不妊去勢手術に取り組んで行く各店と、連携や情報交換をすすめています。
・不妊・去勢手術の専門「そとねこ病院」の運営で、過剰繁殖の抑制と地域猫活動を支援。また、多頭飼育崩壊状態の場所からの依頼で、毎月数十頭を「そとねこ病院」で手術し、譲渡活動または自宅飼育(適正な飼育になるように指導)を継続して行っています。
・「猫付きマンション・猫付きシェアハウス」共に、新しいご家庭を待っている成猫達の居場所として、運営を続けています。
「猫付きマンンション」88戸(88頭)、「猫付きシェアハウス」4軒(17頭)
終生飼育のご家庭に近い形で、里親を待つ成猫達
・全国の猫達の役に立つホットライン「ねこねこ110番」運営。警察署や学校施設などへの告知も開始。子猫を拾った方(ケアの方法や里親募集の仕方)、飼い猫の飼育相談、ペットショップ購入の生体に関する質問、地域猫トラブルのアドバイスなど、質問は多岐にわたります。
電話で助かる命もあると言うことが、日々実感出来ます。スタッフも毎週ミーティングを重ねては、スキルアップを図っています。
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもお力添えいただきまして、大変ありがとうございます。
活動を開始して、すでに9年以上が経ちました。団体総譲渡数6,000頭まで後わずかとなりましたが、それらを含めたいろいろな目標がもっと早くに達成出来るはずと思っていました。
やはり実際にレスキューをしながらの歩みは、予想外に遅いものだと猛反省しています。
・行政や民間から行き場の無い猫達をお引き受けして譲渡へ繋げる事。
・猫の過剰繁殖抑制のための手術を徹底して、そとねこの数を減らし「完全室内飼い」を目指す事。
・上記2本柱を達成するために、継続出来る事業形態を拡大する事。
行政も掲げる殺処分ゼロの「内容」を、一般の方と共にきちんと吟味して、本来の目的である「伴侶動物の幸せ」と言う意味で、達成に向けて効率のいい方向を模索して行きます。
クリック募金・ポイント寄付・ブック募金・リサイクル販売品のお願いなど、支援者さまになるべくご負担をかけない方法もご用意しました。
変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いします。
「特定非営利活動法人東京キャットガーディアン」
http://www.tokyocatguardian.org/