[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2018年04月02日

「特定非営利活動法人　犬猫みなしご救援隊」さまの活動レポート（2017-18前期）

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所：広島県・栃木県・埼玉県・千葉県・神奈川県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・東京都・秋田県・兵庫県・岡山県・長野県・岐阜県・愛知県

【終生飼養活動】
猫543匹・犬12匹・狸2匹・カラス2羽を引き取りました。
終生依頼の理由としては、依然、飼い主の高齢化が目立ちます。

【殺処分機停止継続活動】
広島県内の全てのセンターに収容された殺処分対象の猫全頭を引き取りました。
広島県内では、殺処分機の稼働を停め続けることで、センター職員の意識が格段に向上し、職員によって応急処置等が速やかに行われるようになったため、助かる負傷猫が増えました。

【多頭飼養崩壊現場救援活動】
基本は不妊手術等の医療支援ですが、将来的な環境保全問題が解決できなければ引き取って保護します。
安芸津（広島県）猫多頭、大田原市（栃木県）犬多頭、、小山市（栃木県）猫多頭、山県市（岐阜県）猫多頭、不妊手術を施さないで飼養を続け、自家繁殖で頭数が増え、多頭飼養崩壊する家庭が増えています。

これらの活動で猫2189匹、犬18匹、カラス1羽、イタチ1匹を保護しました。

【譲渡活動】
猫458匹・犬7匹を新しい家族の元へ送り出しました。

【野生動物の保護活動】
生後数時間の子鹿を保護し、飼育しています（去勢済）
疥癬タヌキ2匹を保護し、1匹は死亡、1匹は回復し飼育しています（去勢済）
交通事故に遭ったイノシシ（成獣♀）を救助しましたが、死亡しました。
野生動物の場合、飼育に関しても色々な制約がありますが、当団体では野生動物も愛玩動物も同じ、助けるべく命だと考えております。

【東日本大震災救援活動】
福島原発20㎞圏内から救出し、6年預かっていた犬2匹を楢葉町帰町と共にお返しし「いつまでも終わらない福島」を痛感しました。

【TNRイノベーション活動】
野良猫にワクチン接種・ノミマダニ駆除・その他の医療を当団体付属病院にて施し、
４４６匹ＴＮＲしました。

【動物愛護団体ちばわん、西那須野いぬねこ里親会、（一社）全国野良猫対策連合会との協働TNR一斉活動】
那須塩原市・那珂川町（栃木県）岡山市（岡山県）神戸市（兵庫県）瀬戸市（愛知県）山鹿市・水俣市（熊本県）高原町（宮崎県）志布志市（鹿児島県）秋田市（秋田県）で犬39匹、猫865匹・ハクビシン1匹・イタチ1匹に不妊手術を施しました。

【啓発活動】
学校行事
広島市立伴東小学校、栃木市立栃木西中学校にて「命について」授業を行いインターナショナルスクール広島の学生見学会を行いました。

演劇活動
「犬猫の飼い方」をテーマに命の重みを伝える「キミの手のなかの命」を埼玉県北本市で公演しました。

トーク活動
ドキュメンタリー映画【犬に名前をつける日】の英国上映に伴い、ロンドンの動物保護施設を視察し、日英意見交換会を行いました。
広島市立中央図書館、北本市PTA勉強会、山形県川西町労働福祉協議会にて「命について」講演しました。

パネル展示活動
北本市と広島市「フラワーフェスティバル」と「ちゅーピーまつり」にてパネル展開催

誤認咬傷事件をなくすため
事実に基づかない咬傷事件の加害犬として殺処分対象となった犬６匹を熊谷保健所から引き出し、保護育成しながら「真実」を発信し続けています。