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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2018年07月03日

「特定非営利活動法人 猫の味方ネットワーク」さまの活動レポート(2017-18後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:秩父シェルター内

2017年度は、ジアルジアに感染した子猫の保護をした事で、たくさんの子猫の感染が認められて大変な思いをしました。子猫の引き取りも大幅に減り、里子に出せる猫も減りました。
そんな中でもジアルジア感染した子猫が里子に出る事が出来ましたが、持病のある子猫は残りました。
とても綺麗な子なのに、エイズ陽性に加えてジアルジア感染完治が遅く、さらにウェットで下痢になると言う、ダブルパンチを背負ったシャムちゃん、残念です。

シャムちゃん
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残った子猫の中で、眼球が白濁した子猫は完治の見込みがない事や尻尾が無いアミちゃんも里親希望さんに嫌われました。

あみちゃん
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8万円で救えた命

2018年になってから川越保健所より多頭飼育崩壊44匹の依頼があり、たくさんの団体が分散して引き取りました。残りが7匹となって全匹の引き取りを予定しましたが、1匹が癌であるとの事でその子のみを引き取る事としました。
初期治療は済まされていましたが、10日も過ぎた頃に食欲減退と下痢になり、急きょ掛り付け病院に搬送。後日の施術となりました。
何と癌ではなく、腹壁ヘルニアの先天性異常でした。このような症状はとても珍しく、内皮の臍から全部の腸がはみ出していたのです。長い間のヘルニアだった為にあちこちに腸壁癒着があって3時間も掛る大変な施術となりました。

川越保健所に保護されていた時のヒラ君
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産まれた時から腸内環境が悪く、痩身で栄養状態も悪く寝たきりの状態でした。
ところが施術後、どんどん元気になって年齢は定かではありませんが、子猫のような遊びに子猫のような動きに驚かされました。推定5歳くらいでしょうが、信じられないくらいの楽しい日々の生活になりました。

現在元気になったヒラ君
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施術には、8万円が掛りましたが、8万円でヒラ君の命が救えたのです。
命はお金では買えないと思いましが、買えたのです。
当団体で引き取りをしなければ処分されていたヒラ君、今は最高に幸せを満喫しています。
さらに里子に出られるように頑張ろうと思います。


<ご支援くださっているみなさまへ>
埼玉県の最西部に位置する秩父地方の片田舎、小さな団体ですが、他にボランティア団体がありません。
地域も広域で、秩父市・小鹿野町・長瀞町・横瀬町・寄居町・皆野町さらに深谷市から越生町までと広範囲ですが、出来る限りのTNRをしたいと思っています。
また、ほとんどの猫がお外自由で飼われていると言う飼育状況に問題も多い地域です。
当団体のシェルターもお外自由の猫が多数います。その為にシェルター周りをネットで囲みご近所への配慮も心掛けています。現在、81匹が室内と外にいます。この子達が元気に過ごせるのも、たくさんの方々のご支援の賜物だと感謝致します。
これからもどうかよろしくお願い申し上げます。



「特定非営利活動法人 猫の味方ネットワーク」
http://nekomi60.web.fc2.com/
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