フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:長野県、諏訪岡谷地域および上伊那郡
御支援してくださる皆様、いつもありがとうございます。
保健所を通じて、または直接諏訪地域、上伊那郡地域のえさやり不妊手術の相談に常に対応しております。
〇2018年4月、茅野市高齢女性よりの相談
TNR活動着手する前の飼い主の把握頭数21匹。 4月12日からTNR活動を開始し5月11日現在25匹の手術が終わりました。スタッフが把握している、まだ手術が終わっていない猫は4匹 (うち2匹は出産済みで子育て中子猫は4匹) 少なくとも33匹はいることになります。
えさやりさんの申告と実際の数が違うことはよくあることです。ここまで増えてしまった猫達、粘り強く最後の一匹まで相談者と向き合うつもりでおります。この現場、また他の現場ですでに産まれてしまった子猫たちは5月20日ハッピーテール譲渡会にて7匹が譲渡になりました。
増えてしまった猫たち
譲渡会に参加した子猫
多数えさやりのお年寄りたちは手術を承諾しながらも時には気持ちが後ろ向きになり、もう、やめるなどと言い出したりしますがその都度スタッフが激励してなんとか手術をつづけ産まれてしまった子猫の譲渡に勤めております。
また安価なフード、しかも圧倒的に少ない給餌量のせいかシラミ、エイズ感染など健康状態も悪いことが多いです。
産ませないことが第一ですのであきらめず手術と現場の改善につとめてゆきたいと思っております。
健康状態が心配な猫たち
〇2017年11月、伊那市高遠町からの相談
ご主人が亡くなり、5匹の猫のえさやりを奥さんがひきついでいますがご主人がいなくなったからか急に近隣からの苦情がくるようになってしまいました。住宅密集地なので5匹といえども近隣の被害は大きいと思われます。
とにかく手術を、となかなか捕まらないこともありましたが5匹すべて完了しました。
なかの一匹は片目が潰れた状態で眼球を摘出しスタッフ宅で保護となりました。
こちらの現場では奥さんが手土産をもって、手術が完了したことを近隣に報告、謝罪に回ったそうです。これは今後奥さんがこの地域で生活していくためにもよいことでした。
近隣からの苦情
今後もえさやりさんの相談にのり、これ以上不幸な猫を産み出さないよう、協力して改善につとめてゆきたいと思っております。
<ご支援くださっているみなさまへ>
皆様の御支援は私どもの大きな力となっております。
御支援によって猫も人も救われます。心より感謝申し上げます。これからも応援よろしくお願いいたします。
「人と犬猫との共生を考えるハッピーテール」
http://happytaillove.web.fc2.com/