フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所: 六甲アイランド
私たちの活動も会発足から10年目を迎えました。猫たちの高齢化が進み治療や見送りが多くなり、良い対応を模索しています。
視力、体力が落ちて雨水桝に入ってしまった猫は一時保護しましたが適応できず暴れ出しました。
公園に戻すとまた雨水桝へ戻ってしまったので、そこで1か月半面倒を見て見送りました。
見守っていた母猫も安心したかのように一か月後姿を消しました。
高齢猫コロンは一時保護して風邪の治療をして戻しました。また元気になって餌が食べられるようになりました。
キタちゃんが「目が良く見えないようなので病院へ連れて行って欲しい」とブログにコメントが寄せられました。確かに目は悪くなっているようですが老化現象もあり、ずっと餌をやっている人、相棒の猫コウちゃんがいるので保護せず抗生物質を1週間与えるという方法を取りました。
コウちゃんが4月末、キタちゃんが5月初めに相次いで姿を消したそうです。皆さんの見守りのおかげで最後を見届けることができました。
昼間に車が出せない、長期保護が無理な私たちに出来る最良の方法をみんなで考えています。
シャム男12~3歳以上か。
雨水桝のシャム男とかあさん、15歳ぐらい。
高齢猫コロン。13歳以上か。
高齢化して目の状態が悪化したキタちゃん(左)と相棒のコウちゃん。共に10歳以上。
<ご支援くださっているみなさまへ>
活動を始めた頃、地域猫活動に詳しい先輩の方々から「野良猫の平均寿命は4、5年です。
「不妊手術をすることにより、野良猫の数は確実に減ります。」と聞き、地域で野良猫を嫌っている人々に活動の理解を求める時、この決め台詞を言って来ました。
しかし、交通事故や原因不明の病気で姿消した猫達以外は、優に5歳を超え、10歳前後の猫達が多いです。
冬は風邪を引く猫達が多く、又、リードを外して散歩をしている飼い犬に噛まれ傷ついた猫達には抗生物質は私達の強い味方です。
口内炎で食べられなくなり、日々痩せていく猫を動物病院で抜歯してもらい元気になった猫もいます。
この様に、病気や怪我で苦しんでいる猫達を治療し, 助ける事が出来ますのも、皆様からのご支援の賜物と日々感謝しております。
地域猫活動は、野良猫の不妊手術をし、餌を与えるだけでは無く、動物の福祉を考えて管理していく事と考えております。
「地域猫の会P.A.W.S.」
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