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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2018年08月20日

「NPO法人 猫たちを守る十勝Wishの会」さまの活動レポート(2017-18後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:北海道帯広市

①2018年4月/飼育放棄された猫が幸せを掴みました!

釧路で動物愛護活動をしていた個人の方が飼育放棄された猫2匹を受入れました。
いずれもワクチンも検査も風邪の治療もしていませんでした。
さらに、うち1匹のオス猫は体がベタベタに汚れ、数歩歩くと下半身が倒れてしまう障害がありました。

当会では現在身体に障害のある猫が既に3匹いるため、この猫の引き取りはためらいましたが、スタッフ達がぜひ連れてきてください!と背中を押してくれ、「ウコン」と名付け保護施設に連れてくることに。

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保護された時のウコン。目やにも出ており、暗い表情でした。

最初は暗い表情のウコンでしたが、日に日に人に慣れてくるようになり、引きずっていた後ろ足もやがては少しずつ歩けるようになり、そんな姿をFacebookで見てくださっていたご夫婦から譲渡のお話をいただき、卒業することになりました。

新しい飼い主さんからは丁寧なお手紙もいただき、感無量です。

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卒業時のウコン。目に輝きが出て、後ろ足もかなり良くなりました。

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新しい飼い主さんからのお手紙。

②2018年4月/Wishのアイドル猫「まだらちゃん」卒業が決定!

FIVキャリア猫で、永年預かり猫(当会が医療費を負担し、個人宅で預かっていただいている猫)の「まだらちゃん」。預かりさん宅でのお写真が好評で、当会でもアイドル猫として人気がありました。

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預かりさん撮影の愛くるしい姿がSNSでも人気。

キャリア猫は、どうしても健常な猫に比べて体が弱く病気がちで、医療費もかなりかかることからなかなか譲渡されないことも多いのですが、「まだらちゃん」は預かりさん宅で健康状態もかなり良くなったこともあり、正式に飼い主になることを決心していただいたようです。

このようなキャリア猫について理解をしていただける飼い主さんに出逢えたことに感謝しています。
キャリアでも、発病しなければ普通の猫と同じように暮らせる猫も多く、ウィルスに対しての啓蒙啓発も引き続きおこなってまいります。

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預かりさん→飼い主さんからもお手紙をいただきました。


<ご支援くださっているみなさまへ>
2018年で活動10年目を迎える当会は、愛玩動物の適正飼養と終生飼育について、市民の皆さまへお話をさせていただく機会も増えてまいりました。
人口17万人にも満たない小さな町の小さな取り組みではありますが、引き取りした猫の数は1,000匹以上、譲渡した猫も約900匹にもなりました。
TNRも推進しておりますが、真冬はマイナス20℃を下回る極寒地域でもあるため、冬のTNRについては進んでおこなってはおりません。そんな地域の環境に合わせた保護活動に対しての理解者も日に日に増え、Facebookフォロワーも5,000名を越えました。
地元では相変わらず「子猫はいないの?」とのお問い合わせもありますが、当会の活動を理解していただく方には敢えてキャリア猫や成猫をご希望される方も増えてまいりました。
このような猫が一匹でも救えるきっかけをいただいているフェリシモ動物関連基金は大変助かっています。



「NPO法人 猫たちを守る十勝Wishの会」
https://catcafe-wish.jimdo.com/
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