[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

みにゃさま、こんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。

今日から、みにゃさまと一緒につくる新連載「保護猫しあわせ物語」がはじまります。
みにゃさまから投稿いただいた保護猫の物語を、毎週土曜日にご紹介していきます。

記念すべき第１回目は、譲渡会がきっかけに家に迎え入れられた、「ぷん」ちゃんのお話です。

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我が家には、ずずという約17歳になる猫がいました。
昨年、平成29年7月27日に、ずずは虹の橋を渡りました。
最期は、後ろ足が立たなくなり、オムツもしていたので、楽になれて良かったね・・・って感じでしたが、悲しくて、悲しくて、毎日、泣いていました。

そんな時、なんとなく、ふじみ野のソヨカでやっていた、保護猫の譲渡会が気になって、ちょっと立ち寄りました。
そこには、かわいい猫ちゃんが沢山いて、そこのお姉さん達にずずの話をする度に、泣いていました。
そんな中に、着いた時からずっとずっと鳴き続けていた仔猫がいました。
仔猫と言うには少し大きい子でしたが、かわいい子でした。


保護された時の様子


譲渡会の時の写真

でも、ずっと鳴き続けている事が気になり、「この子は一日中鳴いてるのですか？」と聞きました。
ちょうどその時、その子を連れて来た人は、自分の家に預かっている猫の具合が悪く、いらっしゃらなかったのですが、そこにいた方が連絡を取り、「いつもは鳴かないそうです」と教えてくれました。

もともと猫を連れて帰る気は無かったので、うろうろしていましたが、その子が鳴き続けているので、とても気になってしまい、お話ししているうちに、トライアルしてみる事になりました。

夜、その子を連れて来た方から、電話があり、その方は個人でTNRをしている方だったのですが、その子は、私が住んでいる新座市のスーパーの駐車場で保護された事、実はリターンされる事になっていて、耳にカットがあり、瀬戸際の子だったと聞かされました。
ますますしあわせにしてあげなきゃと思いました。

それから、4日後、トライアルで我が家に来た子は、その日からうちの子になりました。
もう、返す気なんてありませんでした。


来たばかりの頃

その子には、ぷんという名前がついていました。
捕獲器で捕まえたそうですが、その時、あまりに、ぷんぷん怒っていたからだそうです。
その名前もかわいくて、そのままいただき、すっかり我が家の一員になりました。

たまに、ずずを想い出し、泣いたりもしますが、ぷんのおかげで、毎日泣いていたのが、今は悲しみが紛れて、ずずを想い出しながら、穏やかな日々を送れるようになりました。
新しい猫を迎えたら、ずずが悲しむかな？とか思ったのですが、保護猫ちゃんをちょっとしあわせにしてあげるなら、許してくれるかな？と思えました。

ぷんを保護した方は、ペットショップで買うなら、是非、、保護猫に目を向けて欲しいと言ってました。

私は、今は、色々、事情もあり、1匹しか迎えてあげる事ができませんが、どうか、皆様も保護猫達にしあわせを分けてあげて欲しいなぁと思っています。


少したった頃


最近の様子

（ぷんちゃん／1歳、ペンネーム ずずくん より）

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スタッフより

みにゃさまからの、「保護猫しあわせ物語」を募集しています。

保護される前、または家に迎え入れる前のエピソード（Before）と、家に迎え入れた後しあわせに暮らしているエピソード（After）の2つを盛り込んでお送りください。
ご応募いただいた作品はリサイズや加筆修正等させていただく場合がありますのでご了承ください。

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