ページ内を移動するためのリンクです。
ここからメインコンテンツです

[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2018年10月03日

「にゃんぽみち」さまの活動レポート(2017-18後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:静岡県富士市 富士宮市

①11月1日に小さな三つ子を引き取りました。お外暮らしの母猫がどこかで産んで近くの材木屋さんの倉庫に運んできたようなのですが、母猫の姿はなく、鳴いてよちよち歩いていたそうです。
丸1日様子を見ていたけれど、母猫は戻って来ることはなく、子猫たちはお世話の必要な大きさなので道路に面しているので危なくて・・・と心配してくださったご近所の人からの依頼でした。

nyanpomichi-180606-1.jpg

nyanpomichi-180606-2.jpg
スクスク成長 可愛いみつご

離乳食を食べるよういなってから下痢をしてしまい、なかなか治らずに通院したり、消化器サポートを食べたりしました。少し良くなってきたと思ったら、また下痢気味で苦労しました。おトイレもできない子もいてお掃除も大変でした。生後5ヶ月ぐらいまで、ずっとお腹が弱かったです。

甘えん坊で、可愛い自慢の三つ子たち、5ヶ月ぐらいになりやっと募集をかけました。たくさんのお問い合わせをいただき、どの子もとても良いおうちに婿入りお嫁入りしました。可愛がってもらって幸せになっています。

nyanpomichi-180606-3.jpg
幸せになったよ

②行政からの依頼で多頭飼育のお宅でTNRが追い付いていなくて苦情が出ているので動いてもらえますか?
2月に言われていましたが、他の場所のTNRで忙しく、動けたのは3月後半でした。

お腹の大きい外猫は、もうお腹がはち切れそうとの事。

産んで連れてきてから里親募集をしましょう。他に手術する子はいますか?

おうちの中には16~17匹ぐらい?いて、ほとんどの子は、今まで手術を済ませていたそうですが、近所の人が亡くなり、飼っていた子が来るようになり、その子たちは手術をやっていなくて・・・。

1匹は数日前に産んだばかり。そのうち4匹は死産。最後の子は産む事もできなくて、足が出た状態のままぐったりとしていたのを引っ張って出したそうです。
その後も母猫は出血が続いて元気がないと聞いて慌てて病院へ。緊急手術となりました。


他の子は元気ですか?大丈夫ですか?
おうちの中の子を見せてもらって驚きました。みんな具合わるそうです。あまりにひどく可哀想なので、この子たちをみんな病院へ連れて行き、連日通院をして、点滴、抗生剤入りのインターフェロン、点眼点鼻をしました。

nyanpomichi-180606-4.jpg
どの子もひどい猫風邪

どの子もすごく痩せていたので、少しでも栄養を摂ってほしくて上質のフードや缶詰めを差し入れました。今は、おチビにゃんがたくさんいて、なかなか行けないので電話で様子を聞いてフードの差し入れをしています。みんな、元気になりご飯も食べているそうです。

今回は死産でしたが秋に産まれた生後約4ヶ月の子猫が2匹いました。
貰ってくれる人がいたら頼みたい と言われ、もう限界を超えていましたが引き取りました。
ココア♀の子猫は2匹一緒のおうちが見つかったのですがお兄ちゃんは病気で逝ってしまいました。妹は幸せになっています。

nyanpomichi-180606-5.jpg
兄妹



<ご支援くださっているみなさまへ>
どの子もみんな幸せに...。
出会った時は立つこともできず身体全体でただ息をしていたあの子。

知らない場所に急に1人にされてお母さん、お母さん怖くて泣きじゃくっていたあの子。

閉じ込められた過酷な環境で兄弟や、仲間たちのお目目や、身体がどんどん悪くなり亡くなっていくのを潰れかけの目で見つめていたあの子。

彼らは、どんなに辛い目にあっても生きたい鼓動をならして私たちを待っていてくれました。
そのかけがえのない小さな命の鼓動を皆さまの暖かなお気持ちで再び繋げることができています。

いただいた資金お外で懸命に生きる子たちのTNR代病気治療手術代
光の縁を待つ保護猫たちの医療費に大切に使わせていただきました。

しっぽのついた僕たちの命の音に耳を傾けてくれてありがとう。
そしていつも私たちの幸せを祈ってくれてありがとう。
しっぽのついた僕たちにやさしさを、ありがとう。
私たちはあなたが大好きだよ。



「にゃんぽみち」
nyanpomichi.me
  • ツイート
  • いいね!