フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:長野県上田市とその周辺地域
引越し時と元気な猫さん達
【間借りシェルター立ち退き→シェルター物件購入仮契約→DIY改装→引越し→NPO法人設立総会開催→オープンシェルターに向けてクラウドファンディングへ】
表題の通り、激動の半年となりましたが、おかげさまでいただいた支援金は犬や猫達の医療費、フード代に充てることができ、運営する上でとてもありがたいことでした。
「月末までに退去して欲しい」
と宣告を受けたのが4月初旬。その日から目まぐるしい日々が始まりました。物件探し、仮契約。築年数が古く長い間ひとけのなかった建物に電気水道を通しDIY改装へ。
メンバーが少しずつ改装しました
場所は市街地から少し離れた静かな住宅地にあり、一軒家で部屋数がとても多く、風通しも良く日当たりも良好。引越しを無事に終え、40匹ほどいた保護猫さん達は今やすっかり環境に慣れました。このオープンシェルターで新しい里親さんとご縁が繋がる日が来るまで穏やかに過ごして欲しいと願っています。
※「オープンシェルター」=譲渡条件を満たした里親希望の方が予約をして面会できる場所を兼ねたシェルター。譲渡会では見られない普段の姿を見てもらうことができます。
かねてから声のあった法人化は、このタイミングで一気に話が進みました。即席のブルーシートの上でNPO法人設立総会を開催し、メンバー14人全員が報酬を受けない理事となる予定です。
(現在申請中。2018年秋には設立予定)
人間の場所は一番最後に改装です
そして、いつでも資金不足の当会^^;ですので、物件購入には多くの方々から支援を受けやすいクラウドファンディングを利用いたしました。(2018年5月末に達成いたしました)
今後はオープンシェルターを活用して保護・譲渡活動を続けながら、このような活動が必要なくなるほど幸せなワンコ・ニャンコが増えますよう、啓蒙・啓発イベントにも力を注いで参りたいです。
2018年3月23~25日チャリティーマーケットinイオン上田店の様子
<ご支援くださっているみなさまへ>
このたび初めて助成をいただきました、「一匹でも犬・ねこを救う会」です。
長野県上田市を拠点に、設立して9年。一匹でも救えたら。。。。の思いで集まった一般市民14名がメインメンバーとして活動しています。
昨年度の長野県上田保健所の殺処分数は「0」を達成することができました。また、当会の2017年の犬猫の譲渡数は171頭でした。
毎月開催の譲渡会の様子
これもひとえに支援してくださる方々や里親となってくださった方々のおかげです。
本当にありがとうございました。これからも引き続きのご支援をどうぞ宜しくお願いいたします。
そして、いつかこのような活動が必要なくなる日が来るよう願っています。
「一匹でも犬・ねこを救う会」
http://inuneko-sukuukai.com