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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2018年10月16日

「たんぽぽの里」さまの活動レポート(2017-18後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:神奈川県相模原市

2017年度の後半は多頭飼育崩壊が相次ぎました。
1か月の間に3件もの現場が重なるといった緊急事態でしたが、県と関わり始めて10年、相模原市とは5年という関係の中で、多頭飼育崩壊の現場に行政も介入、対応を一緒に協議しながらレスキューを進めていけるという進展が多くありました。
飼い主死亡により多頭飼育崩壊の場合には、所有権の問題から行政介入ができないことから、そのほとんどをボランティアが対応をするといった現実問題がありましたが、神奈川県の職員さんたちと法律で縛られている中でもできる事を考え行政主体の譲渡会を行ったり、市町村や、動物行政管轄以外の関係各所との連携など、目覚ましい物があったと思います。
しかしながら、ボランティアの負担は相変わらず大きなものがありますが、一歩一歩前に進んでいければいいなと思います。
全国のたくさんの場所で、「行政に行っても何もできないから」とボランティアだけで動くのではなく、まずは、ボランティアの実態を行政に知って貰う事から始めなければいけないという事も知ってほしいと思います。
市町村や県によってはかなりの温度差もありますが多くの行政は何が問題なのかを把握できていません。「どうせ・・・」と思ってもまずは行政に知って貰う事が必要だと改めて思いました。

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鎌倉多頭飼育崩壊のポスター画像

また、例年どおりに仔猫の保護や負傷猫の保護も相次ぎましたがスタッフ一同、皆で対応しています

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親仔猫で保護。
最初触れなくても、スタッフ総出でお世話をしてくれるので、ご縁を結ぶこと多くあります。
触れなくて、シェルターで居残り組に成るばあいもありますがたんぽぽの里では、親がいる場合は親子で保護をする事を前提としています。

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子猫の離乳食タイム
なんとも大変な時期ですが、癒されます

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骨盤骨折・椎体骨折・尿路穿孔といった状況で2回の手術をのりきったシャーロックです。
茨城県より保護

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骨盤骨折の弥生ちゃん
茨城県より保護


<ご支援くださっているみなさまへ>
年間保護数も300を超える中で、多頭飼育崩壊等も加わり、医療費の負担は増大。
その為、平成30年8月をめどに譲渡センター併設の保護動物専門の初期医療に特化した動物病院をたんぽぽの里でオープンする事にしました。
保護して差し上げる事はできませんが、保護や譲渡のお手伝い含めての対応を検討しています。
ボランティアさんや猫を拾ってしまった方々が使用しやすい動物病院になるようにしたいと思っています。



「たんぽぽの里」
http://neko-chan.net/
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