フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所: 埼玉県新座市
3月21日に、セキセイインコのみを対象とした里親会を開催しました。
個人宅で増えすぎてしまった150羽を超えるセキセイインコの里親探しです。
経緯と結果をお伝えさせていただきます。
始めに、当団体に愛鳥家さんから話をいただいたときにはご家庭で飼われている鳥の数は、60羽程度と思われていました。
近親交配を繰り返してきた鳥達でした。飼い主様もなんとかせねばと考え、区役所と連携している折に当団体に相談がきて実情を知ることとなりました。
実際に壊れかけているケージから鳥を全て運び出したときには、当初の予定を遙かに上回る150羽超えであることが分かりました。
全ての鳥達に家族を見つけることは困難でしたが、飼い主様が管理しきれる羽数まで数を減らし鳥達が快適になることを目指してサポートをいたしました。
■行った取り組み
①ケージをキレイで清掃しやすい物に交換
②全ての鳥に脚環を装着
③鳥クラミジア症の検査
④里親探しのお手伝い
(改善前)
狭い木製の手作りの鳥かごに150羽を超える鳥達がぎゅうぎゅうに押し込められていました。
(改善後)
カゴを全て解体し、掃除がしやすく管理しやすいケージに変更。
(脚環装着と検査の様子)
獣医が個体識別と感染症検査のためにチェックを行います。
(里親会の様子)
区役所内で行われた里親会には、地域の方が多数お越しくださいました。
飼育における説明会を行い、鳥達を一羽ずつ家庭に送り出す様子します。
結果として48羽の鳥達に家族が見つかり、残りの鳥達も飼い主様の元で衛生的なケージで過ごせるようになりました。
これからも、継続して経過を見守りたいと考えています。
<ご支援くださっているみなさまへ>
このような、羽数が多すぎる場合TSUBASAで全てを受け入れる事は難しく今後も地域と連携した里親探しを積極的に行っていきたいと強く思えたケースとなりました。
関わって下さいました皆様、そしてこういった活動を継続していくための支援を下さる皆様に心より御礼申しあげます。
「認定NPO法人TSUBASA」
https://www.tsubasa.ne.jp/