[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

みにゃさまと一緒につくる連載、「保護猫しあわせ物語」。
Vol.13は、地域猫から家猫になった「わかめ」ちゃんのお話です。

---

私は4年前に転職をしました。
なんと、その転職先の職場の周りには外猫が隠れていて、いっぱい出てくる出てくる！
猫好きの私には天国かと思いました。
ですが、しばらくして猫がどんどん減っていきました。
どうやら捕獲されて保健所に連れて行かれているらしく、すごく悲しくなりました。
そんな中、友達が先頭をきって「地域猫作戦」を立て、8匹はTNR成功となったのです。
でも、会社にはよく思っていない人もおり、猫たちの里親を探す事に......。
その後、コンビニやスーパー、ペットショップなどに里親募集チラシを貼らせてもらい、途中1匹は死んでしまいましたが、7匹は幸せになる事が出来ました。



うちのわかめちゃんは、里親募集で希望者の申し出が3件ありました。
でも、貰って欲しいなと思っていたご夫婦が他の子に決まってしまい、残りは留守にしがちな猫禁止アパートの男の人と、部屋がぐちゃぐちゃで見せられないという1人暮らしの男の人でした。
残念ながらこの条件では大事なわかめちゃんを譲れません。

うちには2匹の先住がいます。
実は私も最初からわかめちゃんが気になって気になって......。
でも、先住も凄く大切だから性格が合わなかったらいけないと思い、うちに迎えるのを諦めていたのですが、もし問題があればスペースが狭くなるけど分けて飼おうと決心し、今に至ります。
やはり、わかめちゃんと2匹の先住は相性が悪く、それ以外にも先住の病気やわかめちゃんの粗相の問題もあり部屋は分けていますが、柵でどっちの部屋の様子も見える感じにしています。



外で暮らしていた1年半は全く触らせてくれなかったわかめちゃん。
連れてきた初日から強制抱っこで最初はびっくりしていましたが、すぐに慣れて、全然外に出たいと鳴きません。
鳥が電線に止まった時くらいしか外に興味がないみたいで、家の中でのびのびと暮らしてます。



家に連れてきてから気がついたハートマーク。
発見した時は本当に幸せでした。



ちなみに先頭をきって「地域猫作戦」を立ててTNRしてくれた友達は、この件がきっかけでボランティアを立ち上げました。
あちこち大忙しで、すごく尊敬しています。
（わかめ／3歳半くらい　ペンネーム: さざえ さんより）

---

スタッフより

みにゃさまからの、「保護猫しあわせ物語」を募集しています。

保護される前、または家に迎え入れる前のエピソード（Before）と、家に迎え入れた後しあわせに暮らしているエピソード（ After）の2つを盛り込んでお送りください。
ご応募いただいた作品はリサイズや加筆修正等させていただく場合がありますのでご了承ください。

⇒　投稿フォームはこ ちら