[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

みにゃさまと一緒につくる連載、「保護猫しあわせ物語」。
Vol.20は、新しい生活が始まった「つくね」ちゃんのお話です。

とある日の夜のことでした。
一匹のオス猫が、小さなサビ柄のメス猫をウチの物干し台に連れて来ました。
ウチには既に虹の橋を渡った「メル」というメス猫がいましたが、その仔を思い出す目をしていたサビ猫でした。
いけないこととは思いながらも、私と母はその仔に「つくね」という名前をつけて、ご飯を与えました。



つくねは、朝晩、ご飯を食べにウチにやってきました。
そして、暫く姿を見せなくなったと思ったら、三匹の仔猫を連れて再びウチにやってきたのです。
私は、安易にご飯を与え続けたことを反省しながらも、どうしていいかわからず、ネコの保護施設のスタッフさんと度重なる話し合いをして、つくねと仔猫達をひとまず保護することに決めました。
その後、仔猫達は、友達やネコの保護施設のスタッフさんのお力添えで、無事に里親さんの元に引き取られました。
そして、つくねちゃんは......。



暫くの間、保護施設さんのお世話になりましたが、私達の家で引き取ることにしました。
私とつくねの間に、何かしら通じるモノがあるような気がしましたし。
つくねは、今でも外の世界のことや子供達のことを忘れてはいませんが、私のことも大好きでいてくれます。



お互いに元気で末永く、楽しく過ごしていきたいですし、わが家にゆっくり少しずつでいいので、慣れていってほしいと思います。


（つくね／5歳くらい　ペンネーム: メル子ちんさんより）

---

スタッフより

みにゃさまからの、「保護猫しあわせ物語」を募集しています。

保護される前、または家に迎え入れる前のエピソード（Before）と、家に迎え入れた後しあわせに暮らしているエピソード（After）の2つを盛り込んでお送りください。
ご応募いただいた作品はリサイズや加筆修正等させていただく場合がありますのでご了承ください。

⇒　投稿フォームはこちら