フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:主に神戸市内
【 保護猫の譲渡会(フェリシモ猫部さまと共催)を2ヶ月に1回開催 】
お蔭さまで、2012年第1回から今年9月の第34回までの正式譲渡数は、378匹になりました。
2018年9月 (朝日ビル21階) 参加猫 60匹、そのうち正式譲渡 10匹
2018年11月 (エスパスフェリシモホール)参加猫 51匹 エントリー 26匹で、順々にトライアルが始まっています。
エスパスフェリシモホール、こちらの会場で開催するときも、参加猫は60匹を目安としています。
子猫は里親希望が得られやすいので、1歳以上の猫のアピールが課題です。
エスパスフェリシモ 3階のホール内部
使いやすい会場をお借りできて、大変助かっております。
【 第7回写真展 開催 】
9月11日~9月24日、神戸市役所の中にある市民ギャラリー
毎年開催して第7回のテーマは、「神戸で生きる ~ボクたちはここにいる~」
A4、A3、A2 の3種類の大きさで64枚と、公募写真「幸せになった猫」38枚を展示しました。
7、8月の準備では、集めた多くの写真の中から相応しい写真の選定に悩みました。
写真のタイトルも工夫した甲斐があって、来場者には楽しみながら外で暮らす猫、地域猫について理解していただけました。(来場者合計652名)
3枚セットの写真パネル 写真選定の段階
タイトル「雨にも負けず」
正面を飾った写真と題字
この手書き文字の力で、写真展のテーマがとてもよく伝わると思います。
【 TNR事業 】
◆神戸市人と猫との共生推進協議会の直営事業で活動
朝、昼、夜
その現場によって、猫を捕まえやすい時間帯に捕獲活動をします。
ときどき1ヶ所で50匹を超える数のノラ猫を捕獲することがあり、保有している捕獲器が大活躍。
その地域に生息している猫に不妊手術をすることができて、元の場所に戻すとき、元気に生き抜いてくれることを祈って見送ります。
◆神戸猫ネットのプロジェクト(みなさまのご支援による基金で実施できました)
会員の地域猫活動、TNR活動支援。
神戸市内某所、1匹の保護猫の脱走捜索がキッカケで、その地域でのTNRを実施しました。
なぜかというと、捜索のために歩いて回るとV字カットのない猫が多いことがわかったのです。
ノラ猫にエサをやっている方々を探して、協力を求めて、オス10匹 メス10匹に不妊手術ができました。残念ながら脱走猫は、見つかりませんでした。
でも、ノラ猫の世話をしていた人たちと繋がりができたことは、大きな成果のひとつ。
これからも当会員はTNRをとおして、自治会の無い地区で地域猫活動の理解を広げる課題に取り組みます。
この他、6区7ヶ所でプロジェクトを実施し、今後の計画もあります。
◆TNRサポート
自分がエサをやって世話している野良猫のTNRを希望される方からの依頼を受けて、捕獲器の貸出し、アドバイス、捕獲活動、病院への搬送など、その人に必要なサポートをしています。
相談をいただき、現場を確認して、ベストな方法を見つけ実行する過程で、周囲にも啓発活動ができます。
10月には、海に面した区域で生息する猫18匹 全頭のTNRができました。
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもあたたかいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
私たちは、「不幸な猫を増やさない」をモットーに日々活動しております。
2017年春より「神戸市人と猫との共生推進協議会」の構成団体としての活動し、市民のみなさんと共にTNRを行いました。
協議会では、2017年度に当初予定数1000匹を超える2051匹の不妊去勢手術が実施されました。
私たちは、現場から見えてくることを協議会で共有し、より良い方法を模索しています。
動物管理センターに持ち込まれ、殺処分される猫の殆どは乳飲み子猫です。
同じ場所からの持ち込みを阻止するために、持ち込まれる地域のTNRの実施を提言した結果、優先課題として実施することができるようになりました。
皆様のご支援に感謝して、2019年も頑張ります。
「特定非営利活動法人 神戸猫ネット」
https://www.kobenekonet.com/