フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所: 宮城県遠田郡
私たちは、放浪して飼い主が保健所に引き取りに来なかった犬猫や、飼育放棄された犬猫を引き取り、里親を探すボランティア活動を続けています。
2018年1月に、保健所に噛み犬として飼い主の手で持ち込まれ、殺処分されようとしていたコロ助は、子犬の時に泥棒除けのために噛むように「噛め噛め」と育てられました。
人間のエゴの末、噛むことしか自分を表現できなかったコロ助を、救いたくて保健所から引き取りました。
こちらの画像は引き取りしたばかりの、人間を信じていない目をしたコロ助です。
引き取り直後のコロ助
執着心が強いためフードのお椀を守るため近づくだけで威嚇し、足に噛みつくことが続きドックトレーナーさんのアドバイスも受けましたが、散歩に連れ出すにも冷や冷やして里親を探すことなど無理なのかもしれないと諦めていました。
コロ助とドックトレーナー
そんな時、バトンタッチのスタッフが、コロ助を預かって心を開かせたいと申し出してくれ何度か噛まれながらも、スタッフはコロ助に愛情を注ぎながら、根気よく接してくれました。
その結果、見違えるほど穏やかな顔つきになり、2018年12月23日最後の譲渡会で、里親希望者が現れました。
コロ助の笑顔
そして、なんと、12月30日に、里親決定となりました。
コロ助の里親はずっと見つからないのではないか?里親さんのところで噛んで危害をくわえたらどうなるだろうと日々悩んでいましたが、里親さんから「大丈夫です」と心強いお言葉をいただくことが出来ました。
里親さんに甘えるコロ助
どんな子も、大切な命です。
犬猫が人間の思い通りに飼育できないからと言って保健所に殺処分を依頼することがこれから減っていくように、願わくば、殺処分ゼロの日本になってほしいという思いで、犬猫を救うボランティア活動を続けて行こうと新たな希望が持てました。
今後も、保健所に、持ち込まれる犬猫や、身勝手な人間や、無責任な飼い主から、遺棄される犬猫を救って、責任感のある新しい里親さんを探して、幸せに導いていきたいと思っています。
<ご支援くださっているみなさまへ>
私たちが活動している宮城県は東日本大震災以後、保健所に保護される犬猫を譲渡できる子は出来るだけ一般の方に譲渡するように改善されました。
しかしながら、いまだに殺処分はゼロにはなっていません。
宮城県犬猫里親探しの会 バトンタッチは保健所の引き取り登録第一号の愛護団体として6年が経過しましたので、これからも、保健所の子、遺棄された子を救うために、精いっぱい努力していこうと思っています。
皆様の貴重なご支援をいただき、保護した犬猫の医療費や、フード類が潤うことになり、大変感謝しています。
今後もバトンタッチ一同、皆様のお気持ちに応えられるように頑張って行こうと心を一つにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
「宮城県 犬猫里親探しの会 バトンタッチ」
http://batontouch.chu.jp/
ご相談したく、コメントを入れさせていただきます。4ヵ月ほど前に片目を怪我している兄弟2匹を保護したのですが、娘が猫アレルギーを発症し困っています。兄弟は生後8ヶ月くらいで、去勢手術、ワクチン接種、ブロードライン、血液検査全て問題なく終了しています。人馴れにはもう少しの状態ですが、引き取りは難しいでしょうか。餌や砂の支援。ご寄付として3万円ご用意致します。猫のシーズンでお忙しいとは思いますが、ご検討の程宜しくお願い致しますm(_ _)m
080-1652-1947
by 清水 亜矢子 2019-04-22 13:56
本当に本当に困っています。昨年の台風で家を解体することになり、2匹の猫の行き場がありません。今は仮設で自宅再建まだ立ってないの
で、迎えに行けるまでお願いいたします。2匹共に縁あって我が家に来た迷い猫です。心ばかりですが、5万円を寄付したいのですが、よろしくお願いします。
by 寒河江美佐恵 2020-10-11 15:17