フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:兵庫県洲本市
今期もたくさんの犬猫の保護・譲渡をしました。
あるお寺の方から、お寺の瓦屋根の梁から子猫の鳴き声がする、と連絡がありました。
大工さんは「子猫を出すのは無理だ」とはしごをかけたまま、帰ってしまったそうです。
声が聞こえてから4~5日経っているので、子猫の命も限界が近いと考え、別の大工さんに来ていただきました。
声のする辺りの板をぐぐっと押し開けると、中から子猫を引っ張り出すことができました。
ここから子猫の声が聞こえてきていました。
小さな、小さな、赤ちゃん猫。
きっと屋根裏で子育てをしていた母猫から離れてしまい、狭い場所にはまってしまったのでしょう。
救出された赤ちゃん猫
身体が冷えてしまって、なかなか哺乳瓶に吸い付かず心配しましたが、翌日にはミルクを元気に飲み始めました。
可愛らしく成長した子猫
すくすく成長し離乳食を食べるころに、里親様に迎えていただいています。
屋根から子猫を救出したあと、お寺の方が母猫らしいメス猫を連れてきました。
「避妊手術を」、ということでしたが、お乳を確認すると、二か所吸われているようです。
他に子猫がいるのなら、母猫を捕獲してしまうと子猫の命が危ないので、いったん戻して、子猫を連れてくるか様子をみるようにお願いをしました。
それから2~3週間後、そのお寺で母猫と子猫2匹を捕獲しました。
屋根で保護された子猫と顔がそっくりなので、姉妹だとわかりました。
お寺から保護された子猫たち
母猫はTNRをし、子猫たちは里親募集をして譲渡することができました。
保護された子犬の姉妹
山の中の工場近くで、1か月くらいの子犬の姉妹が捨てられていました。
栄養状態がよく、ノミもいないことから、飼い犬が産んだ子犬を捨てたのかと思われます。
私たちの施設は子犬の預かりをする場所がないので、預かりボランティアの方の自宅でお世話をしてもらいました。
愛情をもって躾、お散歩もしてもらい、里親様につなぐことができました。
骨折治療のためギブスを巻いた子猫
骨折をしていた子猫を引き取り、入院・治療をしました。
他にも外傷のある高齢猫、扁平上皮癌末期の猫なども保護し、治療をしています。
いずれもご理解のある里親様が見つかり、安心してお渡しできました。
またTNR活動もする中、TNR予定だった猫の里親募集も同時に行い、幸せを掴んだ猫たちもいます。
これからも、1匹でも多くの犬猫たちの幸せのために活動を続けていきます。
毎日の活動ブログ「あーもんさんちはニャンとも幸せ」
http://aamonndaisuki2.blog.fc2.com/
たくさんの里親さんがインスタグラムを通して、交流しています。
https://www.instagram.com/explore/tags/淡路ワンニャンクラブ/
<ご支援くださっているみなさまへ>
2018年は譲渡が270匹以上、避妊・去勢手術を約160匹しました。
小さな子猫から、重症・重傷な猫、高齢猫までたくさんの猫を保護し、飼養費や医療費がたくさんかかりましたが、全国の皆様のご支援のおかげで活動することができました。
これからも1匹でも多くの犬猫の幸せを願い活動していきますので、よろしくお願いいたします。
「淡路ワンニャンクラブ」
https://www.musubichan.com/