[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

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実施場所： 秩父シェルター内

【13時間前に救えた命２つ】

２匹の仔猫が熊谷指導センターに持ち込まれました。
処分が言い渡された前日の夜に私に知らされました。
すぐさま、センターの職員さんには夜待って頂いて譲渡して頂きました。
まさに明くる日の９時にはガス室送りだったのです。
今はセンターもあまり処分はしませんが、たまたまこの２匹の１匹が職員に噛み付いた事で即刻処分が言い渡されたのです。
あまりの残酷な出来事に２匹を引き取ってみて、びっくりでした。
元々飼い猫が産んだ仔猫だったのです。
ただ、突然に捨てられて恐くて近くの家に入り込みました。さらにセンターと言う場所に連れて来られて噛み付いたのです。どれだけの恐怖だった事か計り知れません。
引き取ってからは何もされないと解り、普通の家だった事からすぐ懐いてくれました。
わずか13時間後には処分される予定だった２匹。
こんな可愛い子達だったのです。

斉藤ちゃんと吉田ちゃん




【センターに持ち込まれる前に引き取った子猫ミノル君】

寄居町の食肉加工工場の倉庫に居付いてしまいました。
外国人の人達がそっと餌を上げて居たそうで、食べ物を扱う場所での猫の存在に即刻、センター送りとなりました。
他にも２匹の兄弟がいたそうですが、その子達は駐車場に居付いたので無事でした。
倉庫の奥で捕獲、センターに持ち込む予定だと私の知り合いに話した事で引き取りました。
６ヶ月くらいのオスの子猫、元気いっぱいでした。

ミノル君


とても人慣れしていて元飼い猫だと解りました。
この会社には以前にも捨てられた５匹を引き取った方がいます。もう引き取れないとこの方から何とかならないかとの依頼でした。



【センターに持ち込もうと悩んだ末、シェルターに持ち込まれたキヨコちゃん】

センターまでの道のりにここに捨てようか、どこに捨てようかと悩み悩み、センターに着いたら仕方ないと思っていたそうです。
この方が悪い訳ではなく、この方の自宅近くに捨てられたのです。ついつい、飼えないのに可哀想で餌を上げてしまいどうする事も出来なくなってしまいました。
何とこの捨て猫は不妊手術済だったのです。どうして捨てられる羽目になったのか、哀れで引き取りました。

キヨコちゃん


一般からの依頼は日々ありますが、すべての猫の受け入れはとても難しい状況です。
しかし、命の時間を人間によって決められた子は、出来る限り引き取りたいと思っています。
ＴＮＲも進行しながら１匹、１匹の命を救う事は小さな事かもしれませんが、今私に出来る事そして、今このシェルターで出来る事を重ねて行く事が大切だと思っています。
これからも頑張っていきますので、どうかご支援をよろしくお願い致します。



＜ご支援くださっているみなさまへ＞
いつも猫の味方ネットワークをご支援くださり、本当にありがとうございます。
当シェルターは、古民家をリフォームして、母屋二階建て100畳、増築離れ40畳その他プレハブ８畳があります。その中で70匹前後の猫が増減しています。元飼い猫が捨てられた猫、野良猫の餌やりが出来なくなった猫、飼えなくなった猫などが持ち込まれています。
しかし、一般の持ち込み依頼が多く救える命と救えない命がある事にとても残念で去年より熊谷指導センターに持ち込まれた猫、持ち込まれる予定の猫に限り引き取る事にしました。
皆様のご支援があればこそ、今後も出来る限りの命が救える事に心より感謝致します。
引き続き、猫の味方ネットワークにどうかご支援を頂けますようによろしくお願い致します。

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「特定非営利活動法人　猫の味方ネットワーク」
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