みにゃさまと一緒につくる連載、「保護猫しあわせ物語」。
Vol.24は、人間が苦手だったアメちゃんのお話です。
猫の写真展を見にデパートに行った時のことです。
屋上で譲渡会が行われているとのことで、先住猫「ハロ」のお友達が欲しいと思っていたこともあり、寄ってみることにしました。
ケージの奥から、じっとこちらを見ている鍵しっぽのネコがいました。
かわいい顔をしていたので手を差し出すと、奥に逃げてしまいました。
すると、「この子は、背中から手を出すと触れますよ。」と保護猫ボランティアの方が来て、その子が以前いた環境のことなども教えてくれました。
・多頭飼い飼育崩壊で1LDKに100匹で生活していたこと。(5匹が3年で100匹になったらしい。)
・人間が嫌いで里親が見つからないこと。
・すでに100匹中98匹は里親が見つかっていること。などなど......。
いわゆる売れ残りの状態です。
さわらせてくれない、人間が苦手で里親が見つからないなど、心配な点はありましたが、かぎしっぽがかわいくてトライアルを申し込むことにしました。
数日後、保護猫ボランティアの方から、「トライアル決まったら、触っても怒らなくなりました。」との連絡が......。しかし、触ろうとするとものすごく怒りました。
トライアル最初の10日間はケージの外に出さずに、ただただ見守るだけにしました。
3日目あたりから、先住猫の「ハロ」がケージ越しに挨拶するようになり、11日目、ケージの扉を開放することにしました。
すると、最初はなかなか出てこなかったのですが、そのうちハロとご飯を食べるようになりました。
そして、トライアルが終わるころには、「なでろ」とあごを出してくるまでになったのです。
今ではストーブの前で、家族みんなでゴロゴロするようになり、幸せな毎日を送っています。
(アメ/2歳 ペンネーム: ひろしさんより)
スタッフより
みにゃさまからの、「保護猫しあわせ物語」を募集しています。
保護される前、または家に迎え入れる前のエピソード(Before)と、家に迎え入れた後しあわせに暮らしているエピソード(After)の2つを盛り込んでお送りください。
ご応募いただいた作品はリサイズや加筆修正等させていただく場合がありますのでご了承ください。
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アメちゃん、ハロちゃんといっしょに
ごはん食べられるようになって
よかったニャンね~♥
ケージ越しに、いっぱいおしゃべりしてたン
だろニャ ~(^^)
ハロちゃんは、やさしいニャ♥
アメちゃんの心を見事に開いたんだもんニャ♥
それにしても、いずれアヤメかカキツバタ✨
(男の子だったら、ごめんにゃさい(^-^;)
2人とも、にゃんてカワイイんでしょ♥
にゃので、アメちゃんの
キュートなシッポが
写真に写っていないのが
にゃんとも残念です~(^^;)
by にあ 2019-06-10 00:31
一枚目の写真のような過酷な環境で、頑張って来たんですね。(この写真は結構ショックでした。)
ハロちゃんというお友達も出来て、ご飯の心配もしなくていい、あったかいおうちに迎えてもらえて良かったね!
私も可愛い鍵しっぽ見たかったです(^o^)
by さび茶風 2019-06-10 20:42
挨拶しているハロちゃんが、おふくちゃんに見えてしまった。
二匹とも美猫ちゃんですね。
by nao 2021-06-05 19:36