フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:岩手県岩手郡雫石町
連日のように寄せられる「ペット相談」そのほとんどは高齢者が飼っていた動物たちの保護依頼です。
一人暮らしの高齢者さんが寂しさや痴呆の予防に良いと勧められ飼っていても、飼い主自身がペットの面倒をみられない介護状態になったり、なかにはペットを残したまま先立つ人も多く、親族が飼育できる環境が無いと拒否したりします。
中には飼い猫を屋外に出して立ち去る家族までいます。
92才の飼い主が手放した11才のマロンちゃん
こんな災難に遭っている動物たちも高齢が多く新しい飼い主を探すリスクが高いのが現実で、どんなに保護団体が頑張っても全部を助ける事は不可能です。
そのため、高齢者に限らずペットを手にする前にご自分の年齢や家族環境、経済状況などをしっかり考え「同じいのちを預かる」責任の重さを考えて欲しいと啓発活動にも力を入れています。
春になり道ばたで事故に遭っている動物を多く見かけます。
気になるけどどうしようもないと思う方も多いと思います。
岩手県ではその動物に飼い主がいそうだと保健所が判断すれば、1泊2日だけ指定された動物病院に緊急搬入し動物を治療する制度があります。
しかし、事故などの場合は短時間で治って飼い主の所に戻る事はまれで、ほとんどが運び込まれた動物病院がその後の治療費を負担し、保健所に戻すのは可哀そうと「動物いのちの会いわて」の様な所に依頼して来ます。
今回保護された仔猫の「ラフランスくん」は2匹兄妹で遊んでいる所を車に引かれ、発見者が当会に相談して来ました。
この子だけは命が助かり、股関節脱臼、大腿骨骨折、下顎裂傷、尿カテーテルと鼻から栄養を注入してもらい頑張っています。
交通事故で保護されたラフランス君8カ月
重症でも復活!猫ちゃんの生命力に感動です
<ご支援くださっているみなさまへ>
全国のみなさんいつもご支援ありがとうございます。
次々寄せられるたくさんの保護依頼、すべてを救うことは困難ですが全国からの支援を力に一匹でも多くのいのちを救うために活動を続けています。
引き続きのご指導ご支援をよろしくお願い致します。
「動物いのちの会いわて」
https://inochiiwate.com/