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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2019年07月30日

「公益財団法人 神奈川県動物愛護協会」さまの活動レポート(2018年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:神奈川県

3月~5月の間で嬉しかったのは、保護期間の長い犬たち3匹に里親さんが現れたこと、そして、とても辛かったのはトラバサミ(狩猟器具)に脚を挟まれた猫が運び込まれたことでした。

◇ボーダーコリーの「コニタン」は、2015年6月の保護当初、歩くことができないほどの肥満で体重が52kgもありました。
その他にも膿皮症や膀胱炎、内股に大きな脂肪腫もありましたので、ダイエットだけでなく治療や手術が続きなかなか里親さんとのご縁がありませんでした。

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  保護当時のコニタン

kspca-190531-2.jpg 階段は3人がかりで運んでいました


しかし、ずっとホームページのコニタンを気にしてくださっていたかたから4月に連絡を頂き、トライアルを経て5月に正式譲渡になりました!!
とっても穏やかな性格で甘えん坊のコニタン。保護から4年近くの歳月が過ぎてしまい、あと4日で12歳でしたが、ようやく暖かい家庭に迎えていただきました。

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ソファーで里親さんと

◇ゴールデンウィークが始まる4月27日にトラバサミに脚を挟まれた猫が運び込まれました。
トラバサミは動物をひどく傷つけるため、既に2007年から使用が禁止されている狩猟用の器具です。
ここ数年は見ることもなかったので、横浜でまだこのような違法の狩猟器具が使われていることに衝撃を受けました。とても危険な器具なので、まだまだ注意が必要なことに憤りを覚えます。
トラバサミに挟まれた手は骨折し既に腐った状態でしたが、500g以上ある器具を引きずって歩いているところを見つけた人に助けられ、九死に一生を得た生命力の強い子です。

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片腕は失いましたが元気な「よしお」君

被害に遭った猫は、肩から断脚をせざるを得ませんでしたが、術後1ヵ月を経てとっても元気になりました。とっても大食漢の「よしお」君、里親さん募集中です!!
◇施設生活2年の「シャン」君、1年の「ミンドゥル」君も5月末からトライアル中です!無事に正式譲渡になることを祈っています。

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撫でられるとすぐお腹を出すシャン君

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台風の中、迷子で保護されたミンドゥル君


<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもたくさんの温かいご支援を誠にありがとうございます。
保護動物たちへの病気治療は勿論、附属動物病院でのノラ猫の不妊去勢手術(2018年度:665匹)や病気、ケガの治療は毎日の事ですので、皆様からのご寄付に本当に助けられています。
その他、動物愛護法改正への提言や動物福祉向上のために動物福祉検定を行い、動物たちを取り巻く社会がよりよくなることを目指していきます。
今後ともご支援を頂けますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。



「公益財団法人 神奈川県動物愛護協会」
http://www.kspca.jp/
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