フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:当団体施設内、および周辺地域
みなさまこんにちは。
北九州ノアハウスと申します。
人と動物が優しく共存できる社会をめざして活動しております。
保護活動を始めて30年ほどになりますが日々、考えさせられること、勉強させていただくことがたくさんあります。
春先、立て続けに交通事故に遭ったとおもわれる猫さんを保護しました。
つばさくんと名づけたとても人慣れをした甘えん坊の男の子。
発見された時は後ろ足が全く利かない状態で引きずり、いっぱい擦りむいた状態で必死に生きていました。
保護してからすぐに病院に行きましたが、事故に遭ってかなりの日数がすぎていて手術ができないとのことでした。
足をひきずりながら動き回り、人に甘え、後追いをします。
おそらく飼い猫だったのかもしれません。
今では足の擦り傷もよくなり、いつも一人だったつばさくんに寄り添ってくれるお友達もできました。
いつも一人だったつばさくんにお友達ができました!
外での不安な生活から安心してぐっすり眠れる環境におだやかにすごしていってくれたら、と思います。
おむつ姿のつばさくん
真っ赤だった足の擦り傷もよくなって寛ぐつばさくん
保護したつばさくんがノアハウスに馴染み始めたころ、今度は近所で行き倒れになっている猫さんがいる、との連絡があり緊急出動。事故で顔に大きな怪我をしていました。
肉付きの良い男の子で、入院した病院で立ち上がるまで回復し、撫でながら声をかけるとじっと耳を傾けてくれましたが、それ以上回復することなく神様のもとへ旅立ちました。
事故に遭って骨折し保護したサラちゃん(女の子)、手術をして少しずつ回復し歩けるようになりました。
事故でうずくまっているところを保護したサラちゃん。すっかり元気になりました。
事故には遭っていませんが日光によるアレルギ-で耳がカピカピになってしまっていて、ある日、当団体のボランティアさんの車に自ら乗り込んできてノアの家族になったうららちゃん。
交通量の多いところに2日間座っていたうららちゃん。心配で見に行くと自ら車に乗り込んできました。
すでに避妊手術済みだったこともあり飼い主さんをさがしましたが見つかりませんでした。
今回お話した猫さんたちは、みんな飼い猫さんだったであろう子たちです。
みんなふらっとお外にでて辛い事故、アクシデントに遭ってしまったのです。
大切な家族、飼い猫さんはどうか完全室内飼いをしていただきたいと、切に願う今日この頃です。
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも応援していただき心から感謝申し上げます。
みんながおんなじ重さの命です。
大きなことはできないかもしれませんが少しずつ、不幸な子たちが少しでもいなくなることを願いながらこれからも活動を頑張ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
「任意団体 北九州ノアハウス」
https://noah-house.jimdo.com/