みにゃさまこんにちは。
9月18日から予約受付を開始した、フェリシモおてらぶ監修の「
おてらぶとコラボ! 愛猫はわが家のご本尊 光背つめとぎ」は、企画段階で猫ちゃんの健康を祈願して、お寺で護摩(ごま)祈祷をいただいております。
今回は、
フェリシモおてらぶとお仕事をご一緒していただいたことのある、須磨寺さんにご祈祷をお願いしました。こちらのブログでは、須磨寺さんでのご祈祷の様子をレポートします♪
~大本山須磨寺(上野山福祥寺)とは~
真言宗須磨寺派の本山。仁和2年(886年)に、聞鏡上人が勅命を受けて、現在の兵庫県神戸市須磨区に聖観世音菩薩像を本尊として奉祀したのが始まりとされているお寺です。
正式名は上野山(じょうやさん)福祥寺ですが、古くから「須磨寺」の通称で親しまれ、地元の方々の憩いの場になっています。
アクセス/山陽・阪神「須磨寺駅」より北へ徒歩5分。JR「須磨駅」より北へ徒歩12分。
⇒ 須磨寺さんHPはこちら
9月某日、企画担当はおてらぶ部長とともに、須磨寺さんにお邪魔しました。
~護摩(ごま)祈祷とは~
インドを起源とする仏教の修行のひとつで、護摩壇中央の炉で火を焚き、その火の中で仏さまへの供物、や護摩木(願いが書かれた特別な薪)を燃やし、不動明王の智慧の火で煩悩を焼き尽くす行法です。
護摩で拝むのは、最も重要な仏さまである大日如来(だいにちにょらい)が、姿を変えて現れた不動明王(ふどうみょうおう)です。
まずはご祈祷していただくお願いの内容を相談し、受付をします。
今回の「猫さんの健康祈願」というお願いは「心願成就」のお願いとして祈祷していただきました。
受付が終わると、ご祈祷の際にお不動さまの分身を移す護摩札を作成いただきます。
代表して、「フェリシモ猫部」と名入れをしていただきました。
受付と護摩札の準備が整ったら、早速護摩堂へ移動です。
護摩堂の左手には立派な本堂が。
現在の本堂は、慶長7年(1609年)に豊臣秀吉が再建したものだそうです。
そして、こちらが護摩祈祷を行っていただく「護摩堂」。
中央に不動明王、左右には摩利支天(まりしてん)と役行者(えんのぎょうじゃ)の像が控えます。
護摩堂に着き、早速ご祈祷の準備をしていただきます。
お不動さまの前の祭壇に、つめとぎとカタログも設置させていただきます。
今回ご祈祷を行ってくださるのは、副住職の小池陽人(ようにん)さんと、土子(つちこ)善信さん。
小池さんはyoutubeに「
須磨寺小池陽人の随想録」というチャンネルをお持ちで、法話の配信などを行う革新的なお坊さんです。
土子さんは猫6匹と暮らす、大の猫好きお坊さん。通称は"ニャンコ先生"で、奥さまはフェリシモ猫部のファンとのこと。うれしいです♪
小池さん、土子さんにも「光背つめとぎ」面白いアイデア!しっかり光背だ...!と絶賛いただきました。
雄大な太鼓が鳴り響く中、ご祈祷は般若心経からスタートです。
企画担当も、一緒に読経させていただきました。
読みがな付きの冊子をお借り出来るので、はじめての方でも安心です。
読経が響く中、燃え上がる炎に護摩木や供物が投じられていきます。
炉の前はかなりの高温、護摩の炎の熱気がこちらまで伝わってきます。
無事、ご祈祷が終わりました。
小池さん、土子さんありがとうございました!
企画担当似顔絵:山野りんりんさん
猫さんが健やかに暮らせますように。
ご祈祷後は、企画担当、おてらぶ部長も猫を飼っているということで、ニャンコ先生こと土子さんと猫トークで盛り上がりました。
ニャンコ先生は現在6匹の猫と暮らしていらっしゃって、そのうち4匹の猫さんは、須磨寺で保護された猫さんだそうです。
※須磨寺さんでは猫の保護などは行っておりません。
その中で唯一、ミックスでない猫メインクーンの茶白さん(オリオンちゃん)は、ペットショップで売れ残ってしまっていた子だそう。長毛猫さんとも暮らしてみたいという希望があった土子さん、茶白さんをお家に連れ帰ることを決心します。
そこで店員さんに「生まれつきお腹がゆるいので、難しそうなら返してもらってOKです。」と言われ「返品なんて、絶対あかん!」と、自宅に迎え入れてからは納豆菌を与え腸内環境改善に努め、今ではお腹もすっかり良くなったそうです。
こちらがその茶白さん。
迎え入れた時は、かなり痩せていたそうですが、お腹が治ってからは、どんどん大きくなったそうです。土子さんのお家にご縁があってよかったですね♪
ニャンコ先生と、猫愛あふれるお話もたっぷりさせていただき、ご祈祷取材完了です!
その後、境内を散策させていただき、須磨寺をあとにしました。
須磨寺さんの境内には、前貫主(かんしゅ)さま、現貫主さまがお参りに来られた方に楽しんでいただきたいという思いから集められた、珍しい石像やスポットが盛りだくさん。
こんなパンフレットもいただけます。
見どころをいくつかピックアップしてご紹介します。
~からくり時計~
1時間に1回、音楽とともに動くからくり時計。須磨寺ゆかりの人物が、次から次へと絵巻物のように登場します。
~源平の庭~
一ノ谷(現在の須磨)で行われた、平敦盛と熊谷直実の一騎打ちの場面を再現したお庭。平家物語の悲話として有名なシーン。他にも、須磨寺さんには、源平合戦にまつわる展示や宝物が多数収蔵されています。
~不思議なマニ車~
本堂に向かう階段に設置されたマニ(摩尼)車には、なんと手足が付いています...!この中にお坊さんが入っているというデザインだそうです。
※マニ車:チベット仏教由来の仏具。回転させた数だけ、お経を唱えるのと同じ功徳があるとされます。
見どころいっぱいで、素敵なお寺さんです。
みにゃさま是非、須磨寺さんにも遊びに行ってみてくださいニャ♪
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先日はお疲れ様でした。
ちなみに、うちの猫は「メインクーン」です。
本名は「オリオン」です。
by ニャンコ先生 2019-09-26 09:38
>ニャンコ先生
こちらこそ、先日はありがとうございました!
そしてオリオンちゃん、猫種が間違っており失礼いたしました…!9/30更新しております!汗汗汗
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします!(-人-)
by フェリシモ猫部 2019-09-30 18:10