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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

猫グッズ企画

2019年09月30日

伝統工芸品「九谷焼」と山野りんりんさんのコラボ食器が完成!

みにゃさまこんにちは。

フェリシモ猫部では、漫画家の山野りんりんさんとコラボした「猫が遊ぶ伝統柄の九谷焼そばちょこ」と「猫が遊ぶ伝統柄の九谷焼豆皿」のWEB販売を9月27日から開始しております。

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~九谷焼とは~
九谷焼は江戸の初期、後藤才次郎によって加賀の国(現在の石川県南半部)の九谷村で焼成されて350年。 力強い文様と五彩(緑・黄・赤・紫・紺青)に彩られ、今もなお世界各国で愛される日本の伝統工芸品です。 継者が少なくなり苦心していた九谷焼ですが、昨今キャラクターとのコラボなどで、その美しさや技が再評価されています。


今回のコラボは、まさに伝統工芸品を気軽にご自宅お楽しみいただけるアイテム。 伝統的な九谷焼の世界で遊ぶ猫たちの愛らしさをお楽しみください。



《猫が遊ぶ伝統柄の九谷焼そばちょこ》

九谷焼の伝統的な絵柄の中で、猫たちが元気に遊んだりくつろいだりする様子を、箱庭を眺めるように楽しめるそばちょこです。

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デザインは全4種。
九谷焼の伝統柄をふんだんに取り入れた、猫部オリジナルデザインです。


◇竹と虎猫(吉田屋風) ※写真は表面と背面
竹林と虎という伝統的なデザインを虎猫さんで再現。凛々しい3匹の表情をお楽しみいただけます。豪快な竹の勢いと、渦巻く雲の背景も見応えたっぷり。

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360度どこからでも楽しめるデザインです。
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◇波に鯉(吉田屋風)
池のほとりで鯉を捕まえようとする猫さんや、水辺でくつろぐ猫さんの表情を楽しめる逸品。魚の枠の中には、またたびのお花や猫じゃらしがさり気なく描かれ、伝統的なデザインを猫部らしくアレンジ。
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背面にも猫さんが3匹。
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※吉田屋風:文政年間(1818年4月~1830年12月)頃の九谷焼の伝統的画風。模様のほかに、小紋を地模様風にして、器物全面を絵の具で塗り埋めた重厚さが特徴で、独特の雰囲気があります。赤を使わず緑・黄・紫・紺青の四彩を使用しているのも特徴。今回は吉田屋をイメージして、赤もほんの少し使ったデザインに仕上げています。


◇じゃらしと猫(古九谷風)
本来の九谷の伝統柄では、雁などの鳥とすすきが描かれるデザインを、今回は猫じゃらしとそれにじゃれつく猫さんにアレンジ。
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背面には2つの枠の中に猫さんが。草むらでくつろいだり、のぞき込んだり表情が楽しい♪
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◇花鳥と猫(古九谷風)
桃の木に止まる鳥に手をのばすおてんばな猫たち。伝統的な花鳥図の世界に、にぎやかな猫たちの声が響きます。亀甲模様にはにゃんと、桃色やあずき色の肉球が。
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背面には、かけっこをする猫たちと木の枝でくつろぐ子猫さんが。
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※古九谷(こくたに):明暦年間(1655年4月~1658年7月)頃の九谷焼の伝統的画風。日本画の狩野派の影響を受けたとされています。緑・黄・赤・紫・紺青の、今日では「九谷五彩」と称される5色の絵の具を使い、絵画的かつ大胆な構図、のびのびとした自由な線描き、豪快で深い味わいが魅力の画風です。今回は「古九谷」をイメージした風合いに仕上げています。


そばちょことしては大きめのサイズなので、容量もたっぷり。
スープカップや、おかずの小鉢などとして活躍します。
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猫が遊ぶ伝統柄の九谷焼そばちょこ
月1個 ¥2,800+税
(→うち84円は「フェリシモの猫基金」として、飼い主のいない動物の保護と里親探し活動、野良猫の過剰繁殖防止活動などに運用されます。基金活動の詳細はこちら
⇒ お申し込みはこちら


《猫が遊ぶ伝統柄の九谷焼豆皿》

そばちょことリンクしたデザインの豆皿は、1枚の絵画のような仕上がり。 食卓に、インテリアに豊かな彩りをそえてくれます。

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こちらもデザインは4種類。

◇竹と虎猫(吉田屋風)
力強い咆哮が聞こえてきそうな、凛々しい虎猫さんが大胆なデザイン。
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◇波に鯉(吉田屋風)
鯉にちょっかいを出す猫に、伸びをしてくつろぐ猫も。上等な風景画のようなデザイン。
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◇じゃらしと猫(古九谷風)
猫じゃらしに手をのばすハチワレさんのもっちりボディを、じっくり堪能できるデザイン。
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◇花鳥と猫(古九谷風)
にぎやかな猫たちの会話が聞こえてきそうなデザイン。色とりどりの肉球の文様もポイント。
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色鮮やかな豆皿には、ビビッドなお色のお菓子が映えます。 デザート皿やおかずの取皿など、様々なシーンに華やかな彩りを添えてくれます。
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並べて飾ってお部屋のインテリアにも。

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眺めてよし、使ってよしの豆皿です。


猫が遊ぶ伝統柄の九谷焼豆皿
月1枚 ¥1,800+税
(→うち54円は「フェリシモの猫基金」として、飼い主のいない動物の保護と里親探し活動、野良猫の過剰繁殖防止活動などに運用されます。基金活動の詳細はこちら
⇒ お申し込みはこちら

そばちょこ豆皿ともに、透き通るような磁器の白さと、ぷっくりとした釉薬や、深みのある発色が美しい仕上がりです。

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いずれのアイテムも、裏面には九谷五彩の緑をイメージした色で、ロゴが入っています。※画像は豆皿の裏面。
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さらに九谷五彩のひとつである「緑」をイメージしたカラーの紙箱でお届けします。ふたにはトラ猫さんの箔押しが輝き、高級感のあるパッケージです。
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そばちょこと豆皿を同時にご注文いただくと、おそろいのデザインでお届けします。 猫友さんのちょっと上等なプレゼントに、セットでお贈りするのはいかがですか?
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箱庭のような小さな工芸品を、食卓にインテリアに取り入れてみてくださいニャ。



~りんりんさんコラボ九谷焼ができるまで~

今回の九谷焼き企画、約1年半に及ぶ長い企画期間を経てようやく完成しました。 九谷焼の絵師さん、絵付け職人さん、焼き上げる窯を管理する職人さんなど、伝統の技と知恵を受け継ぐ職人のみにゃさまのサポートで実現しました。

この器ができるまでの流れを、簡単にご紹介します♪

まずはベースとなる背景を検討します。 九谷焼には基本となる伝統的な文様やモチーフが存在するので、九谷焼の図鑑を見ながら、猫たちにマッチしそうな背景やモチーフを考えます。

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鳥がいる図案なら、その鳥を狙っている猫さんがマッチしそう!
竹と虎の伝統文様にはやっぱり虎猫さんでしょ!
など、猫と九谷焼の伝統柄を絡ませてイメージを膨らませます。

デザインの方向性が固まったら、まずは背景から制作スタートです。 九谷焼の絵師さんが、緻密な伝統的文様を繊細に描きます。りんりんさんの猫さんはもちろん、背景まで今回の企画のための豪華描き下ろしなんです。

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数カ月後、職人さんが端正を込め丁寧に描いた背景が完成!
この段階ではりんりんさんのイラストが入る予定の部分は空白になっています。

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続いてはりんりんさんの制作ターン。背景に合わせて猫さんを作画していただきます。今回もいろいろな個性のある猫さんが盛りだくさんです。

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りんりんさんのイラストが完成したら、背景とドッキング。

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今回はりんりんさんの描く猫さんのタッチを残しつつ、色やタッチを九谷焼の世界観にマッチさせるために、 猫部分のカラーは手塗り風に職人さんのほうで変換していただきました。
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最後に背景色が入れられ、量産用の転写用シートを作成します。
背景は、仮に線画をプリントしたサンプルに、手塗りで絵付けをし、その色を参考にして版が作られます。

量産は転写シートを貼り付けて焼き上げますが、完成品にも釉薬だまりや味わい深い色むらができるのは、この手作業の工程があるからこそ。※写真は手塗りで絵付けしたサンプル。


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転写シートと一緒に焼き上げられ、いよいよ完成。焼き上げの温度も、一番絵の具が鮮やかな発色になる温度に職人さんが調整します。

実は、〈竹林と虎猫〉デザインに多く使われれている黄色い絵の具は、他の色の絵の具よりも焼成温度を若干高く設定しないと、鮮やかな色に焼き上がらならいという曲者。

本当は4デザイン一気に焼き上げるほうが効率的なのですが、このデザインだけ温度を調整し直して別で焼き上げるという、大量生産が難しいまさに伝統工芸品。

九谷の職人さんとりんりんさんの神技が、タッグを組んでで完成した逸品です。 伝統工芸品の味わいをご自宅で楽しみませんか?


猫が遊ぶ伝統柄の九谷焼そばちょこ
月1個 ¥2,800+税
(→うち84円は「フェリシモの猫基金」として、飼い主のいない動物の保護と里親探し活動、野良猫の過剰繁殖防止活動などに運用されます。基金活動の詳細はこちら
※毎月1回、4種類の中から1種類ずつお届けします。(全種類届くと、以降はストップします。) 1回だけ、1個だけの購入も可能です。 詳しくは「初めての方へ・お買い物ガイド」をご覧ください。
※2019年11月分(2019年10月下旬~11月下旬)からのお届けになります。10月分でお申し込みの場合、11月分のご予約として承ります。
⇒ お申し込みはこちら

猫が遊ぶ伝統柄の九谷焼豆皿
月1枚 ¥1,800+税
(→うち54円は「フェリシモの猫基金」として、飼い主のいない動物の保護と里親探し活動、野良猫の過剰繁殖防止活動などに運用されます。基金活動の詳細はこちら
※毎月1回、4種類の中から1種類ずつお届けします。(全種類届くと、以降はストップします。) 1回だけ、1個だけの購入も可能です。 詳しくは「初めての方へ・お買い物ガイド」をご覧ください。
※2019年11月分(2019年10月下旬~11月下旬)からのお届けになります。10月分でお申し込みの場合、11月分のご予約として承ります。
⇒ お申し込みはこちら

猫部リアルショップでの販売は、10月末頃からを予定しております。

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