みにゃさまと一緒につくる連載、「保護猫しあわせ物語」。
Vol.41は、生きたい気持ちを必死に伝えてくれた「小豆ちゃん」のお話です。
小豆は野良猫母さんが家の庭先で産んだ子です。最初に見かけた時はキジトラの子と兄弟でした。
野良猫母さんが一生懸命に子育てしていたので気になりつつも、「元気に大きくなるんだよ」と思っていました。
それからしばらくして、親子を見かけた時にはキジトラの子の姿はなく、小豆も猫風邪で目がすごいことになっていました。
それでも野良猫母さんが側にいて、人間が近づくと我が子を守ろうと威嚇してくるので、私は見守ることしか出来ませんでした。
10月のある日、その日は朝から冷たい雨が降っていたので、外にいる小豆のことが気になってはいたものの、きっとどこかで雨をしのいでいるだろうと思っていました。すると、母が「裏で子猫が鳴いてる。だんだん鳴き声が小さくなってきてる」と言うので見に行ってみたら、1人で震えながら鳴いている小豆がいました。野良猫母さんを探しましたが見当たらなかったので、すぐに保護することにしました。
やっぱり目が大変なことになっていましたが、私は仕事で病院に連れて行くことができず、ちょうど休みだった妹にお願いしました。そして、飲み薬と目薬を処方してもらい、小豆にミルクと離乳食をお腹いっぱい与えました。
最初は警戒していた小豆も、猫風邪が良くなり家での生活に慣れてくると、我が家の先住猫たちとも打ち解けて一緒に遊ぶようになりました。
病院に連れて行ってくれた妹も小豆のことが気になっていたようで、「もし良かったらうちの子として迎え入れたい」と言ってくれたので、小豆は妹の家の子になり「ハク」と言う名前をもらいました。
我が家には6日間と短い間しか居ませんでしたが、それでも今でも小豆は我が家の「5にゃん」だと思っています。
あの日、小豆が「生きたいよ~!!」と鳴いていなかったら......。もしかしたら小豆は虹の橋を渡っていたかも知れません。
あの日、小豆を保護することが出来て本当に良かったです。
(小豆ちゃん(ハクちゃん)/1ヵ月半 ペンネーム: かほママさんより)
スタッフより
みにゃさまからの、「保護猫しあわせ物語」を募集しています。
保護される前、または家に迎え入れる前のエピソード(Before)と、家に迎え入れた後しあわせに暮らしているエピソード(After)の2つを盛り込んでお送りください。
ご応募いただいた作品はリサイズや加筆修正等させていただく場合がありますのでご了承ください。
⇒
投稿フォームはこちら
ハク改めキヨシ☆を紹介してくださりありがとうございます☺
妹の家の子になったキヨシ☆ですが、訳あって我が家へ帰って来ました。
キヨシ☆が帰って来て良かったって思ってもらえるように愛情たっぷりにお世話して行きたいと思います。
by かほママ 2020-03-01 20:33
私は作業所に通いながら仕事を探しているよ私は知的障害者です私は犬の世話をしたいよ
by しむたひろこ 2020-03-02 16:55
キヨシ⭐(←ご免なさい。私のスマホだと、この変換しか出来ません)
くん、お目々キレイになって
すっかりカワイくなってよかったニャ~♪
野良の母さんも、このヒトなら大丈夫♥と
かほママさんに託したんですニャ(^^)
お母さんと二人っきりだった、辛い時も忘れて
沢山のニャンコ家族にも囲まれて、幸せな時を
過ごしているキヨシ⭐くん♥
野良の母さんも、きっとどこかで見ていて、
喜んでいるのかも。。。ですニャン(^^)
by にあ 2020-03-04 09:19