フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所: 主に神戸市内
私たちは「神戸市人と猫との共生推進協議会」の構成団体として活動しながら、市民のみなさまのサポートや会員のTNRプロジェクトによる野良猫の繁殖制限事業、動物愛護フェスティバル・ふたば学舎「まちの文化祭2019」で写真展開催による啓発活動、保護猫の譲渡会(9/15、11/17)を行いました。
↓ 10/22 神戸市動物愛護フェスティバル
天気も良く、家族連れ、愛犬と一緒の方が多く、各ブースでイベントが盛りだくさん。
私たちは、パネル展示で参加させていただきました。
人と動物がともに幸せに暮らせる街・神戸をめざすこと、たくさんの方に確認してもらえたと思います。
↓ 11/24 ふたば学舎「まちの文化祭2019」 ↓
幸せになった保護猫の写真を紹介するとともに、TNR・地域猫・譲渡会を説明するパネルの展示、猫モチーフの手作り雑貨を用意して参加。
同じ地域で同時開催のイベントもあり、たくさんの来場者が訪れました。
猫にほとんど縁がない方、通りすがりの方にも楽しみながら知っていただけたと思います。
準備に時間はかかりましたが楽しいイベントでした。
こういう機会があればまた参加して啓発したいです。
いま深刻な社会問題の一つに「多頭飼育崩壊」があります。
シェルターを持っていない私たちは猫の保護・引取りができないので関わることが難しいのですが、心と身体を病んでしまった母親と子供(中学生)を助けたいとの相談を受け、できるだけの協力をしています。
10月某日、室内には不妊手術をしなかったために増えた猫が27匹いました。
一見掃除ができているようですが、かなり臭いがきつくて、入室した者は「臭いで目が痛くなった」と言っていました。ノミダニ等が繁殖して、人が住めない住居になっていたのです。
飼い主親子はどうしようもなく追い込まれ、心を病んでしまった状況でした。
猫の殺処分を回避するため、行政、議員、獣医師会と相談しました。
今後、猫の保護ができる会員に協力を呼び掛け、順次譲渡会に参加する予定です。
2019年の6月には、不適切飼育者から猫をレスキューする事例に関わりましたが、どちらの場合も動物愛護団体だけでは問題解決ができません。
行政、市会議員、獣医師会、市民が、相談・連絡・報告と情報を共有して、システムを作らなければ、同じことが繰り返されるだけだと思います。
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもあたたかいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
私たちは、「不幸な猫を増やさない」をモットーに日々活動しております。
活動の現場から見えてくることを協議会で共有して、より良い解決方法を模索します。
殺処分される猫の殆どは乳飲み子猫なので、動物管理センターに持ち込まれる数が減るようにTNRの推進に努めますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
「特定非営利活動法人 神戸猫ネット 」
https://www.kobenekonet.com/