フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:大阪市内(譲渡会場:愛日会館)
私たちの活動は2009年11月に任意団体としてスタート、2013年8月23日にNPO法人の認証を得て今年で11年目に入ります。
今年は、理事が一新し、会員数も増え少しだけ若く新しいメンバーとの活動となりました。
私たちが行っている活動は2つあります。1つは、毎月行っている通常の里親会と子猫の時期限定で行う子猫の里親会です。
里親会の様子写真
今年は89匹の猫たちのお家を見つけてあげることができました。
その中でも特に印象的だったのは、トライアル直前に腸炎になり、その治療のためトライアルを延期にしていただいていたのですが、その治療中に皮下嚢種で手術を余儀なくされました。
「病気の子はちょっと・・・」と言われトライアルを中止になることもありますが、里親さんは、「元気になるまで待ちます」と言ってくださり、数ヶ月待ち続けて下さいました。
そして、治療のおかげで元気になりトライアルを経て、先住さんにも受け入れられ無事に正式譲渡になりました。
保護主さんは、これで先住さんとうまくいかなかったらどうしよう・・・と悩んでいたそうですが、優しい先住さんはすぐにこの子を受け入れてくれました。
本当にこの子は幸せな子だと思います。
先住さんとの写真
今後も、里親会は継続していきより多くの猫たちのお家を見つけてあげたいと思います。
また、猫を飼いたいけれど、条件的に難しい方にも、一時預かりや終生預りなど人と猫のマッチングができるようになればいいなと思います。
また、ブログ、FB、Twitter、InstagramなどのSNSを駆使して今以上に集客をし譲渡率をあげたいと思います。
幸せだよ
もう1つは、ねこネット基金です。基金は予算100万円(頭数200頭以上)で猫ボランティアさん100人以上に不妊去勢手術の助成を行っております。
今までは、12月末を締切としていましたが、他の団体さんの助成金も12月末を締切とするところが多く、また1月以降妊娠する猫が多いことから1月末に締切を延ばしました。
今までは助成金を期日までに使えなかった人がいましたが、今年は1月になると急に使用者が増えました。
今後は特に妊娠猫が増える3月くらいまで延長できるように工夫をしていきたいと思います。
また、会員や賛助会員さんを増やして里親会とねこネット基金以外にもTNR(猫を捕まえ、手術し、元居た場所に戻す)や保護活動などできることを少しずつ増やしていきたいと考えています。
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもご支援ありがとうございます。
皆様のおかげで、数多くの猫を幸せにする活動ができています。
1人1人の力は小さいかもしれませんが、自分ができることを集約することでより大きなことができるようになると思います。
猫を保護するだけが、活動ではありません。保護猫の里親会があるよとお友達にお話ししてくるだけでもりっぱな猫活動だと思います。
私たちも微力ながらがんばりますので、これからも応援よろしくお願いします。
幸せになったよ
「おおさかねこネット」
http://osakaneko151.blog11.fc2.com/