[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

さくらねこブログ

2020年08月20日

消息を聞く

先週掲載した青い目の猫さん、どうしても気になったのでまた会いに行きます。
猛暑の中、ぽてぽて歩いていくキジトラねこさん。
しかし青い目の猫さんには会えず・・・。

探しているうちに、お世話のかたとお世話されている猫さんに遭遇です。
少し話をして、猫さんの写真を見せていると・・・なんと青い目の猫さんに今日ご飯をあげたとのこと！
少し前から階段を下ったとこに出てくるようになったとのことで、毎日同じ時間に待っているのだそうです。
痩せてはいて毛並みも悪いけど、しっかり食欲はあってご飯を食べているとのことで少し安心しました！
心配していた猫さんが無事だと分かると嬉しいですね。

他にも色々とお話を聞くことが出来ました。
この地域では猫を見守っていくことに賛成の人と反対の人で分かれているそうなのですが、全員避妊去勢はされていて増えなくなって数が減ってきています。そして、別途問題になっていた捨て猫についても罰則の強化が功を奏したのか無くなっているとのことです。
そういえば、昔はよくここで子猫さんもみかけたのですが、大人猫さんばかりです。

「猫反対の人もいるのに、みんな近寄ってきて人に怯えたりしないですよね？」
というと、人と人の意見がぶつかっているだけで、反対の人も猫が嫌がるようなことをすることは無いからなのだそうです。そんな人はここに住んでいない、と。
むしろ問題なのは、他所から来て餌を撒いて帰ったりするマナーの悪い人たちで、そういった人が汚した片付けからされています。

橋を渡って山に帰って行く猫さんもいます。

歩道のわきで道行く人たちを観察する猫さんも。

一代限りの命となった猫さんたち、見守られながら穏やかな表情で暮らせる時間が続くことを願います。

写真

さくらねこブログライター紹介

ねこせんせい

猫サポーター見習い。猫に産まれて来る予定が人間に産まれてきたため、今は猫さんたちに生かされています。地域猫活動の認知が広まって、不幸な猫さんが減りますように！そして、次こそ猫に産まれますように。

カテゴリ: さくらねこブログ

猫が嫌でも、地域猫としての理解はある地域が存在することに嬉しく思います。
これもお世話する方々が、猫が今以上に嫌われないよう配慮されているからですね。
猫好きの1人として感謝いたします。
こんな寛容な地域がもっと増えますように。

by さくら 2020-08-20 10:08

ねこせんせい
暑いなか、足を運ばれたんですね。
青い目の猫さんのこと
わかって良かったですね。
ほっとしますよね。
お外での過酷な暮らしを
支えて下さっている方々の
地域への配慮があってこそ
虐待なども無く暮らせている…
地域猫さんを支えている
方々に本当に感謝です。
人の都合で一代限りの
命かもしれませんが
どうか猫さんも人も
幸せに暮らせますように。

by やまぶっく 2020-08-23 04:01

猫反対の人でも、猫が嫌がることをする人がいない。優しい地域ですね。
青い目の猫さんも、ここなら安心して暮らしていけそうですね。食欲があって、食べられるなら大丈夫のような気がします。食べないとみるみる痩せていきますしね…。(前にうちのねこで経験しました)

by さび茶風 2020-08-23 12:04

＞さくら様
反対の人と賛成の人がうまいこと折り合いをつけて行くことが猫さんにとっても良いことになっているんでしょうね。
また穏やかな表情を見に行きたいです。

by ねこせんせい 2020-08-24 00:15

＞やまぶっく様
猫の事だけを考えていたら地域猫活動は上手くいかないですよね。そのあたりを考えて上手くやられているのだと思います。
お世話に方もまさしく「人間の都合で一代限りの命になったのでせめて最後までそっとしておいてほしい」とおっしゃっていました。
前回会った猫さんも青い目の猫さんも、次回元気な姿でまた会いたいです。

by ねこせんせい 2020-08-24 00:22

＞さび茶風様
食欲の有り無しは健康状態のバロメーターの一つなので、そこが細ってなかったのは一安心でした。
追い払ったり脅かしたりする人が一人でもいれば人を警戒して逃げるはずなんですが、「そんな人はここに住んでいない」は凄く心強い言葉でした。ここで暮らすことになった命と正しく地域猫活動を続けている人への敬意なのかもしれません。

by ねこせんせい 2020-08-24 00:35