みにゃさまと一緒につくる連載、「保護猫しあわせ物語」。
Vol.53は、痛ましい事故と大手術を乗り越えた元気な「ガチャコ」ちゃんのお話です。
元々、顔見知りだったガチャコ。
毎日、お母さんと2匹の兄弟と叔母さんと従兄弟で、ご飯を食べに我が家に通っていた子です。
ある日曜日の朝、ガチャコの兄弟が訪ねて来て、「ちょっと着いてきて」と言いたげな顔で何かを訴えてきたので、外に出て家の裏へ行くとガチャコが下半身血まみれで倒れていました。よく見たら脚の骨が見えているし、尻尾も何が何だか分からない状態でした。
慌ててウチの子のかかりつけの病院へ連れていって「命さえ助けてくれれば後は面倒見るから!」とお願いして、先生の紹介で別の病院へ。
どうやら車のエンジンに巻き込まれた事故みたいで尻尾は切断。右脚は切除と言われたのですが手術するにも皮膚が足りず、どこまで再生するか見極めが必要との事で3ヵ月入院してからの手術でした。
後脚を片脚切断したら日常生活に支障が出ないだろうかと心配でしたが、走るの速い! ジャンプもする! ホントに取り越し苦労でした(笑)。
可哀想だなと思うのは首がかけないことですかね。
でも痒い時は人の顔見ながらエアーカキカキするので、私の手が後脚代わりです(笑)。
心配していた先住猫のハッチさんも最初は「絶対一緒になんて暮らせないからっ!」という感じでしたが、どんなにハッチさんがガチャコに怒っても、ガチャコは「え? 何そんなに怒ってるの~?」という感じで空気が読めないので、ハッチさんも半ば諦めモードになりました(笑)。
ちょっと納得いかないのは、入院中の面会やら入院代やら退院してからのオムツ換えや傷の消毒やらのお世話を全部してあげていたのに、何故か何もしない父親にベッタリな子になってしまったこと! 父親のトイレやお風呂までストーカーしています(苦笑)。
きっとハッチさんに「アンタがウチにいる事は許可するけど、アイツ(私の事)は私の専属下僕だからねっ!」とでも言われたのかなぁ? なんて思っています(笑)。
(ガチャコ/2歳 ペンネーム: ハッチさんより)
スタッフより
みにゃさまからの、「保護猫しあわせ物語」を募集しています。
保護される前、または家に迎え入れる前のエピソード(Before)と、家に迎え入れた後しあわせに暮らしているエピソード(After)の2つを盛り込んでお送りください。
ご応募いただいた作品はリサイズや加筆修正等させていただく場合がありますのでご了承ください。
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ガチャコちゃん、辛い思いしたけど優しい人に助けてもらって良かったね❗️
ハッチさん、ガチャコちゃんをよろしく❗️
by ジハにゃん 2020-08-15 09:25
ガチャコちゃん、強いっ!
ガチャコちゃんの兄弟もアッパレ!
みんなでガッチリ
幸運をつかんだにょだ\(^o^)/
by にあ 2020-08-15 12:30
保護猫さんのお話を読んで毎回思うのは皆さんの決断力です。こういう方々のおかげで幸せになる猫さん達が増えるのだと思いました。救ってくださってありがとうございます。
by 総総 2020-08-16 17:14
ガチャコちゃん、凄い生命力ですね、
エンジンに巻き込まれても復活して元気一杯!
すごいパワーを感じます。
助けてくださってほんとにありがとうございます。☺️
by みみのママ 2020-08-16 18:29