みにゃさまと一緒につくる連載、「保護猫しあわせ物語」。
Vol.57は、先住猫と仲良く暮らすヤンチャな「鳶丸」ちゃんのお話です。
先住猫の黒猫・烏羽(からすば)と1人と1匹の生活をして1年が経つ頃に、地元の友人から「もう1匹猫飼わん?」と連絡を貰いました。
烏羽を飼う前にも11年一緒に暮らした猫・翠さんが居ました。私の仕事は夜勤もあって、翠さん1匹の時間が多くて、多分翠さんは分離不安症になっていたんじゃないかと思います。よく布団やクッションに粗相をしていたからです。翠さんが亡くなってから1ヵ月後に烏羽を職場の人から譲り受けました。
翠さんのことがあって、烏羽も1匹だと同じ思いをさせるんじゃないかと思っていましたが、2匹飼うのは初めてだし、相性もあるし......と不安もありました。悩んでいると、5匹居るうちの他の子は貰い手が見つかったけれど、1匹だけ残っていると連絡が入り、私は現在住んでいるマンションの管理人に2匹目の許可を貰い、子猫を迎え入れることに決めました。
その子の母猫は野良猫で、地域で餌をあげている猫でした。世話をしてくれていたのはお豆腐屋さんで、母猫も出産後は避妊手術をしてもらっていました。子猫は「鳶丸」と名付けました。烏羽が日本の色の和名から付けたので、鳶色の「鳶」と丸は愛称で「とびまる」。やって来た当初はノミだらけで、オマケにお腹にも虫が居ました。烏羽にも移ったので2匹とも投薬治療して、部屋も大掃除して大変でした。
気にしていた相性も、顔合わせして3日ほどで烏羽はさほど気にしなくなり、2匹が寄り添う姿も見られるようになりました。貰い受けてから知ったのですが、鳶丸の誕生日は翠さんの亡くなった日だったのです。迷いに迷って迎えましたが、2匹で遊んでいる姿を見ると、引き取って良かったなと思いました。鳶丸はヤンチャ過ぎて、シャイな烏羽に時々怒られていますが、本気の喧嘩にはなってないので大丈夫かな。
現在では烏羽よりも大きくなっています。2匹に増えた事で責任も増えました。災害時の対策も2匹分で備蓄していきたいと思います。翠さんの看取りをしているので、2匹もいずれは虹の橋を渡る時が来るんだということを忘れず、生きている限りは幸せに一緒に過ごしていこうと思います。
(鳶丸/12ヵ月 ペンネーム: キオさんより)
スタッフより
みにゃさまからの、「保護猫しあわせ物語」を募集しています。
保護される前、または家に迎え入れる前のエピソード(Before)と、家に迎え入れた後しあわせに暮らしているエピソード(After)の2つを盛り込んでお送りください。
ご応募いただいた作品はリサイズや加筆修正等させていただく場合がありますのでご了承ください。
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鳶丸ちゃん、端正なイケメン猫に成長しましたね!
ヤンチャもほどほどにね!
by ジハにゃん 2020-10-11 08:11
翠さん、烏羽くん、そして鳶丸くん
どれもみなステキなお名前✨
キオさんのセンスが光りますニャ(^^)
その烏羽くんに引っ付いて
爆睡するチビこい鳶丸くんの
にゃんとカワユイこと♪
「兄た~ん」なんつって
思いっきり甘えているにょネ~♪
ソレが次の写真では
烏羽くんと遜色ないほど
大っきくなってて
「よっ!センパイ」
。。。にゃ~ンて声が
聞こえてきそう♪
烏羽くんも寂しくないニャ~(^・^)
by にあ 2020-10-17 23:56