ページ内を移動するためのリンクです。
ここからメインコンテンツです

[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2020年12月07日

「ちばわん」さまの活動レポート(2020年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:首都圏(主に千葉県)を中心に全国各所 

実施期間(2020年3月~2020年6月)中、NPO法人犬猫みなしご救援隊さんとの協働TNR活動は、3月に山形県内にて猫58頭、ちばわん単体での猫のTNR活動としては、千葉県内3か所、東京都葛飾区、神奈川県内3か所にて、19日間にわたり、計40頭の不妊化手術を実施いたしました。
※数字についてはすべて、6/23時点での集計数字です

chibawan_200629_01.jpg
写真は3月31日神奈川県横須賀市内でのTNRの様子。この日は計18頭の不妊化手術を実施いたしました。

今期は新型コロナウィルスの影響にて、4月以降、残念ながら大規模なTNR活動は行えませんでしたが、ちばわんのボランティアは日に1、2匹ずつのペースでも、地道な活動を続けて参りました。
犬猫の保護については、千葉県動物愛護センター(本所)に週に一度訪問し、犬43頭、猫48頭を引き出し、一時預かりボランティアの元で新たな飼い主さん探しをすることになりました。
また他に、犬については、君津保健所より1頭、猫については、横浜市動物愛護センターから13頭の引き取りも実施いたしました。

chibawan_200629_02.jpg

写真は3月3日に千葉県動物愛護センターから引き出された猫。
めまい、吐き気ありで食欲と元気がないということでこの日急遽病院へと連れて行き、その後入院生活を経て預かりさんの元へ。
現在はすっかり元気になり、新しい家族のお迎えを待っております。

chibawan_200629_03.jpg

写真は5月12日千葉県動物愛護センター引き出しの乳飲み子。今年は小さな仔猫の収容が多いようです。

他団体さんや、個人ボランティアさんも連日乳飲み子を引き出ししていますが、それでも後を絶たずに収容されてきます。

「産ませない努力をすること」...これは地域全体の問題と考えます。

chibawan_200629_04.jpg

写真は6月2日千葉県動物愛護センター引き出しの子犬たち。この子達も収容時、生後間のない乳飲み子で、離乳までの間、ちばわんボランティア宅で育てております。

chibawan_200629_05.jpg

写真は6月4日千葉県動物愛護センター引き出しのリッキー。
今年に入ってから食欲に波があったというリッキーは、5月末頃から急激に体調を崩し、6月2日の訪問時には、ぐったりと横になるリッキーの姿がありました。
そこで急遽引き出しを行い、そのまま病院へ...
検査の結果、腫瘍があちこちに転移しており、すでに手の施しようがなく、入院したまま6月5日の午前中、静かに息を引き取りました。
アレスと言う新しい名で再出発の予定でした。

収容当時、全く人馴れしておらず、リードを付けて歩くこともできない頃から、ずっと根気よくアレスに向き合ってくださった、愛護センターの皆さんに感謝いたします。

(千葉県動物愛護センター収容犬猫の様子や、ちばわんの引き出し活動については、是非ブログ『ちばわん 愛護センター・レポート』も併せてご覧ください)



<ご支援くださっているみなさまへ>

何年にもわたり、変わらず多大なご支援を賜りまして、本当にありがとうございます。

今期は新型コロナウィルスの感染リスク回避に伴い、いぬ親会・ねこ親会の開催や、各種動物愛護啓蒙活動が出来ない状況下にありましたが、動物愛護センターには変わらず収容される犬猫たちがおり、ちばわんでは譲渡の機会が限られる中でも、犬猫の引き出しを積極的に行いました。
県をまたぐ犬猫の搬送においては、数名の運搬ボランティアによるリレー搬送など、臨機応変な対応を取ることで、感染リスクに対して細心の注意を払いました。

TNR活動についても、今回は全国規模での一斉TNR不妊化手術は4月以降行えませんでしたが、今後の動向を慎重に確認しつつ、継続していきたい所存です。
引き続き、皆様の応援をどうぞよろしくお願いいたします。




「ちばわん」
http://chibawan.net/
  • ツイート
  • いいね!