みにゃさまと一緒につくる連載、「保護猫しあわせ物語」。
Vol.62は、ハンデを乗り越え立派なおにいさんになった「こたろう」ちゃんのお話です。
ある日、会社の同僚のおじいさんの家の猫が子猫を産んだそうで、貰い手に困っているという相談を受けました。
5匹中2匹は貰い手が見つかったそうですが、残り3匹の貰い手が見つからず困っていると言われました。
猫が大好きな私ですが、当時は猫を飼う予定もなく、とても悩みました。
写真だけ見せてもらうと、1匹だけ他の子猫に比べて小さい子が。
後日、「どうなったの?」と聞くと、その身体の小さい子とあと1匹が残っていると言われ、何かのご縁と思い身体の小さな子を貰い受けました。
おじいさんの家では、お外で猫を飼っていたようで全身ノミだらけ......。お風呂に入れてあげ、翌日ふと排泄をしていない事に気付きました。
動物病院に連れて行くと排尿、排便が自分で出来ていないと言われました。
小さいからまだお手伝いが必要なのかな? くらいに思っていましたが、次の日もその次の日も、排尿を促してもしません。もう一度病院に連れて行くと、神経の問題で一生排泄が自分で出来ないと思うと言われました。
一応譲って頂いた同僚に話すと、「まだ残ってる子と交換するよ」と言われましたが、一度貰い受けた子ですし、私にべったり......。そしてきちんと事情を知ってお世話してくれる人が現れるのか? と疑問に思い、私が面倒を見ることにしました。
排泄の問題以外は、時間はかかりましたがノミもいなくなり、食欲もだいぶ出てきたのですが、やはり排泄を自分で出来ないのが苦しそう......。
毎日病院に通い、排尿の方法を先生に習い、排便も時間はかかりましたが家で出来るようになりました。
お留守番の時間が寂しいかな? と思い、里親募集サイトにて同じくハチワレの猫ちゃんを譲り受け、その4ヵ月後には車のエンジンルームから保護された子猫を譲り受け、今ではすっかりおにいさんのこたろう。
ママにべったりだったのに、おにいさんになったのか他の子達の面倒を見て、弟、妹と一緒にいる時間が多くなりました。
食事も、医療食から少しずつ大好きな缶詰も食べられるようになり、美味しいものと可愛い兄弟と仲良く暮らしてます。
少し寂しい気もしますが、これからも大きな病気なく健康に育って欲しいと願っています。
(こたろう/5歳 ペンネーム: 黒猫さんより)
スタッフより
みにゃさまからの、「保護猫しあわせ物語」を募集しています。
保護される前、または家に迎え入れる前のエピソード(Before)と、家に迎え入れた後しあわせに暮らしているエピソード(After)の2つを盛り込んでお送りください。
ご応募いただいた作品はリサイズや加筆修正等させていただく場合がありますのでご了承ください。
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こたろうちゃんへ
ハンディを乗り越えて幸せをつかんだんですね、良かったですね
優しいママや家族も増えて、よきお兄ちゃんぶりを発揮して、ほんとに立派です!
いつまでも、いつまでも幸せに。
by ブラのママ 2020-12-19 12:58
素晴らしいです!
by まなお 2020-12-19 16:11
ブラのママ様、まなお様コメントありがとうございます。
あんなにもママにべったりだったのに寂しいですが、精一杯お世話させて貰いもっともっと幸せになってもらえるように頑張りますね!
by 黒猫 2020-12-19 21:09
こたろうちゃん、かわいい😍弟と妹も白黒のハチワレ。みんなで猫団子癒されます。黒猫🐈⬛様3匹も育てて偉いです。これからもみんな元気でなかよくね☺️
by まおちゃんママ 2020-12-20 23:57
まおちゃんママ様、コメントありがとうございます。
みんな猫同士でべったりなので私は寂しい気もしますが…これからも三匹仲良く育ってくれれば嬉しいです!ハチワレ可愛くて仕方ないです。笑
by 黒猫 2020-12-22 22:07