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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2021年01月06日

「特定非営利活動法人 アニマルレフュージ関西」さまの活動レポート(2020年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所: 大阪府(本部・シェルター)、兵庫県(シェルター)、東京都(事務所)

アニマルレフュージ関西(以下、アーク)には幼犬の時期に保護したものの、怖がりな性格のため里親さまとのご縁に恵まれず、シニアになっても施設で暮らす犬たちがいます。お世話をするスタッフたちとは楽しくお散歩に行ったり、おもちゃで遊んだり出来るのですが、初めて会う里親さんにはなかなか普段の姿を見せることができません。それでもスタッフ達はハッピーエンドを信じて、動物達のお世話をしています。今回はそのハッピーエンドの一つをご紹介したいと思います。

徳島県からやってきた『コロ』は約13年もの間、アークで暮らしてきました。
スタッフやボランティアの間では『ちびコロ』と呼ばれ、可愛がられていました。

入所してしばらく経った時のコロ。(2018年春頃)
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彼が生活をしていたのは、おびただしい量のゴミが散乱する林の中でした。アニマルホーダーと呼ばれる過剰な頭数を飼育する女性2人組に鎖で繋がれ、沢山の犬たちと暮らしていました。

それぞれが短い鎖に繋がれ、不衛生な環境に犬たちが数十頭いました。コロはそのうちの1頭でした。アークはナツという雌犬とコロの2頭をレスキューしました。
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幼い時に適切な社会化が出来ていなかったため、知らない人や物に対しての警戒心が強く、里親さまのお声がけもほとんどありませんでした。コロのような多頭飼育者の動物の多くは、社会性が乏しく、譲渡に沢山の時間と労力が必要です。

また、飼育者の多くはお世話が出来ているかどうかには関心がなく、動物達を所有する事に執着します。そのため、コロ達を放棄してもらうまで、関係者が粘り強く説得をしました。

入所後のコロのお世話については、スタッフだけでなく、ベテランのボランティアさんにもお散歩をお願いしたりするなど、コロに関わる人を徐々に増やしていきました。おかげで能勢の山道なら楽しくお散歩が出来るようになりました。

能勢の散歩道で撮影(2010年)
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約5年前からは丹波篠山市のシェルターに移り、毎日のんびり、ルームメイトとお散歩を楽しんでいました。
この施設にはコロもお気に入りの広いドッグランがあります。
歳をとって、人といるのがそんなに悪くない事だと彼自身分かってきているように見え、施設での暮らしも慣れたものでした。各部屋に床暖房と空調設備があり、暑い夏も寒い冬も快適に過ごせます。

しかし、ルームメイトの犬が先に亡くなってしまった後、独りで犬舎にいる姿を見て、スタッフ達は早く温かい家庭で暮らしてほしいと常に考えていました。

篠山のドッグランにて(2020年春)
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すると先日、3代に渡りアークの犬を迎えてくださっている里親さまが、4代目をコロに決めて下さいました。最初の犬を譲渡してから約13年が経ち、里親さまも歳を重ねておられ、自分たちのペースにあったシニア犬を迎えたい、と大変ありがたいお声がけをいただきました。
初代の犬から知っている、また徳島県からコロを連れて来た私にとって素晴らしいニュースとなりました。

里親さまご家族とコロ、丹波篠山のシェルターにて(2020年6月)
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<ご支援くださっているみなさまへ>

平素よりアークの活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
皆さまのご支援があるからこそ、長期間に渡って動物達のお世話を続けることが可能になり、コロの様な怖がりさんにも温かい家庭を見つけてあげられるのだと思います。
スタッフ一同、改めてお礼申し上げます。

また、コロが快適に暮らしていた丹波篠山市にある新施設は建設中です。日本の動物福祉施設の手本となるよう、設計・建設をしておりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。資金が集まり次第、次の建築に移る予定です。

これからもアークの活動を温かく見守っていただきますようお願い申し上げます。




「特定非営利活動法人 アニマルレフュージ関西」
http://www.arkbark.net
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みにゃさまのコメント

私は犬のせわをしたいよ

by しむたひろこ 2021-02-14 17:45