フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:福井県・福島県
2020年の春ほど苦戦し期間は無かったと思います。
日本中がそうであったと思いますが、3、4月福井県では当初コロナウィルスの感染率が全国でも高い感染率となり、3月の終わりからステイホームになりました。
しかし、春は子猫の季節でもあり、県内で捨てられ、福井県の愛護センターに保護されるも、センターも譲渡会が中止となるなか、子猫や、傷病の猫で溢れかえっていました。
にゃんこはうすでも、センターから受け入れするも、傷病の子は保護しても衰弱してからの期間も長く助けてあげることは出来ませんでした。
このこは「じいちゃん」って名前を付けたのですが、センターで荒い呼吸をしていて、病院に連れて行ったところ、交通事故にあっており、内臓が肺の方まで入り込んでいました。
手術はうまくいったのですが、手術の時に末期の腫瘍がみつかり、すでに内臓まで侵されていました。最終的には助けてあげれませんでした。
子猫は、春という季節はたくさんはいってくるものの、通常であれば譲渡会で比較的早く里親さんが見つかるのですが、この2020年の春は、 にゃんこはうすとしても、保護しても譲渡会を開くことは出来ずネットでの里親募集しかなく、募集をしてもお見合いすらなかなかできず苦戦しました。
ですが、LINEやZOOMを使い、画面上でお見合いや、お宅拝見など、今までにない方法で行う事にも慣れ、なんとか保護した子猫たちを里子に出していくことも出来るようになりました。
ステイホーム中はペットを欲しがる人の問い合わせは多かったのですが、猫も20年生きるものです。
現在、世界中が思いもしなかった状態になっています。
果たして、寂しいだけで飼ってしまったり、増やしてしまっては、今までボランティアが頑張ってきたことが水の泡になってしまいます。
ペットという家族を増やすときは、本当によく考えて、無理のない頭数で、そして家族にするならば適切に避妊・去勢手術をし、ワクチンを打ち、病気にならなよう適切な(完全室内飼い)飼い方でと今一度呼び掛けています。
<ご支援くださっているみなさまへ>
そして、現在もコロナウィルスによりお見合いやお届けが出来にくくなっています。
ですが、少ずつでも慎重に、保護と里親探しを続けていけたらと考えています。
そして、そんな中でも、保護が出来、必要な治療が出来るのも皆様のご支援と応援があってこそと思っています。
皆様本当にありがとうございます。
南相馬にゃんこはうす 代表 中山 有里子
「南相馬にゃんこはうす」
http://www.necosama.net/