[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。
道ばた猫日記
2021年04月13日
大きくなりました！
今週は、先々週のコメント欄にいただいた「大きくなりました特集も面白そうですね」という、虎之介・瀬奈のお母さんからのコメントにお応えすることに。
道ばた猫に何度か出てもらっている猫さんの子猫時代と今を較べてみましょう。
この愛らしい子猫ちゃんは、誰でしょう？
この子は、2015年の5月に、東京の下町から、はるばる房総の美術館にやってきました。
きょうだい3匹で、譲渡先を探すためです。
路地生まれなので、目ヤニだらけでした。
チャトラの男の子は、美術館の週末スタッフをしている画家の花澤さんのおうちにもらわれました。
他の2匹も、姉妹で同じおうちに貰い手が決まりました。
そう、このチャトラちゃんは、美術館の通い猫虎之介くんです。
翌年には、瀬奈ちゃんというかわいい保護猫の妹ができて、一緒に美術館に通うようになりました。
妹のことが気になって気になって、いつも目線で追っていた虎之介くん。
その瀬奈ちゃんは、今は、凛とした長毛美人に。
長毛美人と言えば、美術館には、黒豆ちゃんという真っ黒な長毛さんがいます。
黒豆ちゃんは、きょうだい4匹で捨てられていた子猫でしたが、我が子をなくしたばかりのモモちゃんが、4匹を立派に育て上げました。
3匹はもらわれていき、黒豆ちゃんが館に残りました。
黒豆ちゃんは、今では、美術館猫の中では野性味いちばんの、ゴージャスな長毛さんです。
さて、当ブログで折に触れ紹介している、花はなの里。
6年前の2015年、本格的な寒さが来る前に、母猫を交通事故で亡くして、きょうだい3匹でこの里にやってきたノラの子がいました。
おうちと仲間を得て、安心して原っぱできょとんと空を見上げている姿が、とっても可愛かった！
そう、ゴローくんです。
誰にでもフレンドリーな子で、とくに半身まひのさっちゃんにべったり甘えて大きくなりました。
大きくなったら、今度は自分がさっちゃんのナイトに。
悲しい別れを経て、いまのゴローくんは、哀しみを知る男の顔つきになりました。
ゴローくんの1年後に、保健所送りを逃れてやってきたのが、ちくわくん。
すでに2～3歳の成猫でしたが、来たばかりの時は、ほっそりとして、「ほんとに、ここにいていいんですか」という神妙な顔をしていましたっけ。
それが、みるみる体も態度もデカくなり、この先里猫たちのボスになるかもと思いましたが、当猫はひとりでのんびりが好きなハグレ者タイプのようです。
今は、8歳くらいでしょうか。
メタボ気味なれど、こう見えて、けっこう木登り得意なんです。
ちくわくんのすぐ後に、持ち込まれたのが、謙治くん。
長毛のはにかみ屋さんでした。
ゴロー君と同様、さっちゃんに真っ先になつき、よくさっちゃんのねぐらに潜り込んでいました。
https://www.nekobu.com/blog/2016/12/post-1170.html
謙治くん、いまでは、こんなイケメンに。
シャイな性格は変わらずのやさしい子です。
左前脚欠損のあっこちゃんを守るように、いつもそばにいます。
最後は、3年前の晩秋に花はなの里にやってきたこの子猫。
公園の捨て猫でした。
さっちゃんこと幸（サチ）、犬のハッピー、と幸せを呼ぶ名前の総仕上げで「福」と名づけられました。
先輩猫たちのアイドルとしてすくすく育ち、やはり、新入りを可愛がるとってもやさしい猫になりました。
コロナ禍でも、猫たちは前を向いて、ひたすらに日々を生き、成長し、目に見えないなにかを伝え続けてています。
彼らをみていると、青い空、季節の風、仲間たち、なんでもない日常のいとしさ、かけがえのなさが、いっそう身に沁みます。
「道ばた猫日記」から書籍が生まれました。
『寄りそう猫』
しあわせは猫の隣り。心温まる17の実話。
『猫だって......。』
ふつうの猫たちが語る、22の愛情物語。
『里山の子、さっちゃん』
動物たちはやさしく、気高い。助け合い、ともに生きる猫たちの物語。
『しあわせになった猫 しあわせをくれた猫』
フェリシモ猫部の心温まるブログ、完全版として待望の書籍化！
道ばた猫に何度か出てもらっている猫さんの子猫時代と今を較べてみましょう。
この愛らしい子猫ちゃんは、誰でしょう？
この子は、2015年の5月に、東京の下町から、はるばる房総の美術館にやってきました。
きょうだい3匹で、譲渡先を探すためです。
路地生まれなので、目ヤニだらけでした。
チャトラの男の子は、美術館の週末スタッフをしている画家の花澤さんのおうちにもらわれました。
他の2匹も、姉妹で同じおうちに貰い手が決まりました。
そう、このチャトラちゃんは、美術館の通い猫虎之介くんです。
翌年には、瀬奈ちゃんというかわいい保護猫の妹ができて、一緒に美術館に通うようになりました。
妹のことが気になって気になって、いつも目線で追っていた虎之介くん。
その瀬奈ちゃんは、今は、凛とした長毛美人に。
長毛美人と言えば、美術館には、黒豆ちゃんという真っ黒な長毛さんがいます。
黒豆ちゃんは、きょうだい4匹で捨てられていた子猫でしたが、我が子をなくしたばかりのモモちゃんが、4匹を立派に育て上げました。
3匹はもらわれていき、黒豆ちゃんが館に残りました。
黒豆ちゃんは、今では、美術館猫の中では野性味いちばんの、ゴージャスな長毛さんです。
さて、当ブログで折に触れ紹介している、花はなの里。
6年前の2015年、本格的な寒さが来る前に、母猫を交通事故で亡くして、きょうだい3匹でこの里にやってきたノラの子がいました。
おうちと仲間を得て、安心して原っぱできょとんと空を見上げている姿が、とっても可愛かった！
そう、ゴローくんです。
誰にでもフレンドリーな子で、とくに半身まひのさっちゃんにべったり甘えて大きくなりました。
大きくなったら、今度は自分がさっちゃんのナイトに。
悲しい別れを経て、いまのゴローくんは、哀しみを知る男の顔つきになりました。
ゴローくんの1年後に、保健所送りを逃れてやってきたのが、ちくわくん。
すでに2～3歳の成猫でしたが、来たばかりの時は、ほっそりとして、「ほんとに、ここにいていいんですか」という神妙な顔をしていましたっけ。
それが、みるみる体も態度もデカくなり、この先里猫たちのボスになるかもと思いましたが、当猫はひとりでのんびりが好きなハグレ者タイプのようです。
今は、8歳くらいでしょうか。
メタボ気味なれど、こう見えて、けっこう木登り得意なんです。
ちくわくんのすぐ後に、持ち込まれたのが、謙治くん。
長毛のはにかみ屋さんでした。
ゴロー君と同様、さっちゃんに真っ先になつき、よくさっちゃんのねぐらに潜り込んでいました。
https://www.nekobu.com/blog/2016/12/post-1170.html
謙治くん、いまでは、こんなイケメンに。
シャイな性格は変わらずのやさしい子です。
左前脚欠損のあっこちゃんを守るように、いつもそばにいます。
最後は、3年前の晩秋に花はなの里にやってきたこの子猫。
公園の捨て猫でした。
さっちゃんこと幸（サチ）、犬のハッピー、と幸せを呼ぶ名前の総仕上げで「福」と名づけられました。
先輩猫たちのアイドルとしてすくすく育ち、やはり、新入りを可愛がるとってもやさしい猫になりました。
コロナ禍でも、猫たちは前を向いて、ひたすらに日々を生き、成長し、目に見えないなにかを伝え続けてています。
彼らをみていると、青い空、季節の風、仲間たち、なんでもない日常のいとしさ、かけがえのなさが、いっそう身に沁みます。
「道ばた猫日記」から書籍が生まれました。
『寄りそう猫』
しあわせは猫の隣り。心温まる17の実話。
『猫だって......。』
ふつうの猫たちが語る、22の愛情物語。
『里山の子、さっちゃん』
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フェリシモ「猫部」は、通販フェリシモで猫好きさんが集まるコミュニティーです。「猫部®」はフェリシモの登録商標です。
佐竹さん
いつも素敵な写真を見せていただきありがとうございます
ゴローもちくわも謙治も福も可愛かったね（ちくわは昔から強面だったのね）
ニャンズ達に会いたいなぁ
アマビエさん、コロナなんか退散して前のように自由に行き来できる毎日を取り戻してください
大空の下、木々の間を吹き抜ける風を浴びて自然の中でゆっくり生きたい
これからも癒し感が溢れる写真を楽しみにしています
by ミロの父ちゃん 2021-04-13 12:47
か弱い子猫が立派な成猫になった姿を見ると本当に安心します。
花はなの里のゴローくん、ちくわくん、謙治くん、福くん、元気そうで何よりです。
麻里子さんのブログ、そしてこちらの「道ばた猫日記」毎回、楽しみに拝見しています。
花はなの里の他の猫ちゃん、コテツくんやおかっぱくんなど、近況がわからないのですが、元気なのでしょうか？🐹🐱🐾☀
by hiroｰRX7 2021-04-13 13:12
わあ、虎之介君は、やってきたとき、大輪のバラの花の大きさだったんですね！
どの子もみんなこんな時代があったんだ～ ゴロー君ちくわ君の昔の写真に胸キュンです。
花はなの子の「大きくなりました！」続編希望です！
by ひじきママ 2021-04-13 14:12
さっそくリクエストに御応え頂き、どうもありがとうございました😃✨
みんな立派に見違える様に大きく成長しましたね。
虎之介がこんなに小さかったなんて信じられないほどです。👀‼️
by 虎之介と瀬奈の母 2021-04-13 15:14
すっかり目じりが下がって、楽しい癒しの時間を過ごさせてもらいました。ありがとうございました。
子猫時代も大きくなってもみ～んな無条件に可愛い！！うちのぺったんも、我が家に来た頃はちくわくんの様でした。ここにいてもいいですか？ではなく、ここにいさせて！！でしたが・・・只今お年のせいか肝臓の調子がいまひとつですが、頑張って通院、投薬治療中です。
by ぺったんの母 2021-04-13 15:24
幼い頃の厳しい環境下から、健気でも少し怯えたところがあった皆が、これほどにまで賢く成長し、美男美女になるとは。虎之介のお母さん、美術館のスタッフ、花はなの里の麻里子さん達の献身的な深い愛情は勿論、サチやハッピーなど先輩達の優しい心遣いがあっての故だろう。それにしても今は立派に花はなの里を守っているゴロー、ちくわ、謙治、福くん達の何と可愛らしかったことか。この平和な成長の日々がずっと続くことを祈りたい。・・・佐竹のお姉さま、またまた僕を出してくれて有難う。親切してくれたゴローちゃん、甘えん坊だった謙治や福くんのことなど忘れられないし、花はなの里のママやパパには今でも感謝してるんだ（天国にてサチ）。
by Ｙ.M 2021-04-13 15:48
この特集を拝見して写真は記録だなー、とつくづく思いました。また、ちくわくんの来歴を知り、彼の表情にたたえられている孤独感や無常感が理解できました。
by ムヨク 2021-04-13 15:50
子猫は、無条件に可愛いけど、りっぱに大きくなって、みんな、哲学者のように何かを伝えてくれているお顔ですね。
by ちぃ 2021-04-13 21:16
今週も楽しく拝読致しました。瀬奈ちゃん、モフモフな美人さんになりましたね😄花はなのゴローくん、小さい頃からイケメン💕ちくわくんの花はなに来たばかりの時の遠慮がちな表情がとても穏やかな表情に変化していて、嬉しくなりました。機会があったらまた宜しくお願いします!
by シーマン 2021-04-13 23:06
わぁーー！どの子もどの子も知っています！小さい頃のまたとびきり可愛いこと！！(ちくわさんはまた不安げなお顔が可愛くてたまりません！)そしてどの子も大きくなって立派になってたくましくて凛としていて。愛情たっぷり、そして猫社会で色々学ぶとこんなに素敵な大人猫になるんだなぁとうれしくなります。
ちくわさんははぐれ者タイプ、好きなように過ごせる花はなの里は本当に素敵な場所ですね。
みんなみんな大きくなりましたね、嬉しい企画をありがとうございました。
by とも 2021-04-14 07:13
>ミロの父ちゃんさん
みんな、みんな、昔は子猫だった…ですね（笑）ちくわくんの子猫時代を見たかった！
また、自由に生きたいところへ行ける日常が早く戻りますように！
by 道ばた猫 2021-04-14 11:06
＞hiro-RX7さん
コテツ君は変わらず運動神経抜群に飛び回ってましたよ～ 通いのおかっぱちゃんは私は会ってないのですが、最近来なくなってしまったそうです。ノンちゃんが残念なことに病気で旅立ってしまいましたが、他の子たちはみな元気です！
by 道ばた猫 2021-04-14 11:12
>ひじきママさん
リクエスト承りました！
子猫時代を知っている猫さんの写真を、さっそく探してみますね～
by 道ばた猫 2021-04-14 11:15
>虎之介と瀬奈のお母さん
虎之介が、目ヤニだらけのビビりで、それでも3匹の中では唯一の男の子で、妹たちを守るようにしていた姿を、昨日のことのように思い出します。迎えてくださって、本当にありがとうございます！
by 道ばた猫 2021-04-14 11:18
>ぺったんのお母さま
ぺったん君、肝臓ですか・・・猫は年を重ねると、腎臓や肝臓がどうしても働かなくなりますね。治療がうまくいきますように！
by 道ばた猫 2021-04-14 11:23
＞Y.Mさん
愛されると、みんな美男美女に。そして、美男美女でなくとも（どの子とは言いませんが）その子らしく味のある猫に。成長を見守るしあわせを感じます。
by 道ばた猫 2021-04-14 11:27
＞そうなんです。他の子は子猫の時に迎えられましたが、ちくわくんは、ノラ暮らしが長く、追い掛け回されたトラウマもあるのだと思います。やはり、無邪気に子猫時代を過ごした猫とは違いますね。
by 道ばた猫 2021-04-14 11:30
すみません。↑のコメントは、ムヨクさんへ、です。
by 道ばた猫 2021-04-14 11:31
＞ちぃさん
まさに！ 哲学者のように、何かを問いかけ、何かをまっすぐ伝えようとしているお顔ですね。
私はそんな目で見つめられると、「何か」はわからないながらも「そうなんだ～」と言いたくなります。
猫との対話は、それでいいのだとも思います。
by 道ばた猫 2021-04-14 11:35
＞シーマンさん
写真を見て、ふと気づきました。ちくわくんの目の上の毛（眉毛？）が長い！ だから、哀しそうな目に見えるのかも。猫好きの心をくすぐって、ずるいぞ（笑）。
by 道ばた猫 2021-04-14 11:38
＞ともさん
はい、みんなみんな大きくなりました！ 思えば、さまよっていた彼らが大きく凛々しく成長したのは、奇跡のようなこと。迎えてくださった美術館や花はなの里に心から感謝です。
by 道ばた猫 2021-04-14 11:40
佐竹様
そうですか、おかっぱくんは来なくなってしまったのですね。ノンちゃんも旅立ったとの事。ノンちゃん、心から御冥福をお祈りします。
でも、他の猫ちゃん達は皆元気だという事で安心しました。
近況を伝えて下さりありがとうございました。🐱🐹🐾🙇
by hiroｰRX7 2021-04-14 18:16
えっ、ノンちゃんが・・・
by ミンディー 2021-04-15 07:11
佐竹さん、可愛い写真をありがとうございます。私のPCとスマホの中は猫と犬の写真ばかり！最近なかなか振り返って写真を見ることもなかったのでとても懐かしく嬉しい気持ちになりました。
2月からシソちゃん、のんちゃん、タロー君(犬)と悲しい別れが続きました。
今でも何かにつけて胸にこみ上げてくるものがありますが悲しみが少しずつ浄化していく様にも感じています。
皆んなの命が花はなの里で思いきりキラキラ輝きますように❤️
by ダム麻里子 2021-04-15 22:09
>ミンディーさん
↑で、麻里子さんが書いていらっしゃいますが、この春、悲しい別れが続いたようです。
でも、みんな、花はなの里で輝いていた姿は、心の中にずっとずっと残っています。
by 道ばた猫 2021-04-16 02:57
道ばた猫様 ダム麻里子様、返信ありがとうございます。
寂しいですね・・・
タロー君のことは、youtubeで知っていましたけど、ノンちゃんとシソちゃんもでしたか、シソちゃんはバジルがよんだのかな？
ノンちゃん、どこか飄々とした感じが大好きでしたよ！
タロー君 シソちゃんは10才くらいでしたよね？ノンちゃんはもっと若かったと思いますが早すぎます！
今回のブログの子達が元気で長生きしてくれますように！
by ミンディー 2021-04-16 05:18