フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:大阪府
皆さまからのご支援ご協力、いつもありがとうございます。
ワンハート大阪は、単体で毎月1回程度、譲渡会を実施していました。
しかし、2020年2月末ごろ、コロナ感染が勃発、3月末、予定していた譲渡会を中止せざるを得ませんでした。
収入源として、多くのご支援者さまたちからご支援頂いたフリマ用品を利用、毎月1~2回、参加していましたが、やはり中止を余儀なくされました。
私たちは、長年、個人で活動していたメンバーや大きな団体さまにボランティア参加していたメンバーたちが集まり、資金もなく、2012年に団体として立ち上げました。
保護猫ちゃんたちのシェルターもなく、譲渡させて頂いた里親さまから、ワクチン接種などの医療費一部ご負担を頂いています。
しかし、その譲渡会も実施できず、唯一の収入源フリーマーケットも参加できず、3月から収入源を完全に閉ざされました。
5月にはコロナ感染拡大防止対策として、「緊急事態宣言」が発動され、人の移動も活動もストップ。
社会経済がストップとなりました。
それでも、小さな「命」たちは待ってくれません。
野良さんたちの繁殖期は確実にやってきて、一般保護主さまからの引き取り依頼、さらにセンターからの引き取り依頼は続きました。
経済ストップの影響か、繁殖業者崩壊が続き、微力ながら、ワンハート大阪もレスキュー猫ちゃんやワンちゃんの引き受けも実施しました。
正直、これから先、どうなるのか、団体活動が続けられるのか、大きな不安もありました。
しかし、私たちは目の前の「命」を見捨てることができませんでした。
ギリギリまで頑張ろう、メンバーたちからのカンパ集めてでも頑張ろう、コロナ影響で、ある意味、私たちの覚悟ができたように思います。
そんな時、愛護団体が大変なことになっている!のニュースを見た多くの方々、一度の面識もない、方々、遠く離れた方々、保護主さまや里親さまたちから、多くの猫ちゃんフードやパウチやおやつ、ミルクや離乳食など、たくさんのご支援を頂きました。
私たちは自分たちの意志で、好きで始めた愛護活動です。
日頃から感謝の気持ちでいっぱいでしたが、コロナ影響で、自分たちだけで活動しているのではない、多くの方々に、多くのご支援者さまたちに大きく支えられているんだと心から痛感しました。
多くの方々の猫ちゃんグッズのご支援で本当に救われました!感謝しかありませんでした。
コロナ影響で破綻した繁殖業者から多くの団体さまたちの協働でレスキューされ、ワンハート大阪にやってきた「春雨」くん
長年、悪質なフード環境、悪環境の中、無理な繁殖を繰り返してきていため、腸内吸収が上手くできず、下痢がなかなか改善しましせんでした。
すごく甘えん坊だけど、目ヤニもなかなか改善されませんでした。
そんな状況、すべてご了承、「春雨」くんのすべてを受け入れ、家族としてお迎え頂きました。
ご自宅屋根裏で、ミャーミャー子猫の鳴き声がする、自分では助けられない、と専門業者を呼んで救出、引き取り料ご負担頂いて、団体に託して下さった、150g前後の4匹の子猫ちゃんたち、多くのご支援者さまたちからのミルクや離乳食などのご支援を頂き、すくすくと成長。
それぞれステキな里親さまたちにお迎え頂き、今ではお転婆娘、コロコロよく遊ぶ元気なヤンチャ坊主になっているそうです。
昨年秋センターからやってきた「文月」くん、数回の譲渡会に参加していたのに、なかなかお迎えなく、やっとホントのご家族に出会ってくれました。
昨年5月、連休明けに会社に行くと、ネズミ捕りのトラップに子猫ちゃんが!すぐに助けようとすると、元気に鳴いた!でも、トラップの強い粘着剤が全身にこびりついていて、どうしたらいいのか?!仕事中の社長さんや社員さんたち皆で必死に助けようとして下さいました。
引き取り料までご負担頂いて、団体にやってきた「フレア」くん、1年たって、やっとデレデレパパさんママさんにお迎え頂きました。
いろんな事情抱え、たくさんの方々のご尽力やご支援ご協力で、小さな「命」が繋がっていきます。
私たちは、ただその「命」のバトンの場に立ち会わせていただくだけ!
私たちも、大きな勇気を頂いています。
<ご支援くださっているみなさまへ>
特定非営利活動法人 動物愛護団体 ワンハート大阪は、少しでも小さな命を助けたい!と願う個人で活動していた仲間が集まってできた小さな団体です。
センターや一般保護主さまからの引き取り、TNR活動を行っています。
一般保護主さまが偶然出会って、保護して下さった猫ちゃんたちは、目風邪や鼻風邪はもちろん、脱水症状を起こしていたり、月齢が小さな猫ちゃんは、24時間体制での授乳、さらに体調急変が多く、目風邪後遺症からくる手術などなど医療費が想像以上にかかります。
皆さまからのご支援ご協力は非常に心強く、心置きなく、猫ちゃんたちの医療を優先することが出来ます。
本当に、ありがとうございます。
心より感謝申し上げます。
小さな力ですが、ずっと続けていく事で、少しでも不幸なコたちのお役に立ちたい。
そして、いつか、捨てられるコや殺処分がなくなって、わたしたちのような活動が必要なくなる事を願ってやみません。
「特定非営利活動法人 動物愛護団体 ワンハート大阪」
https://oneheartosaka.wixsite.com/oneheart