フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所: 宮城県内
この春はいつもと違う春でしたが、にゃんこ組としての活動はいつもと同じ。
TNRの相談が続きました。中でも、高齢のお一人暮らしの方がお外の猫たちにえさをやり増やしてしまったという現場が多く、社会問題のひとつと言えると思います。
今回にゃんこ組が取り組んだ現場は、えさやりさん90歳、認知症ぎみで猫トイレを撤去してしまうというものでした。猫たちは15匹。ご家族からの相談。
現場視察の時に、健康状態のよくない子猫を2匹保護。
キジトラちゃんは目が見えませんでした。
その後、親子でまとめて保護。
成猫たちは一旦リリースし、おばあちゃんの健康状態を見て、ご家族と相談しながら対応していくことに。トイレはトイレに見えない形状で設置し、様子を見ることに。
地域の理解を得て、地域猫として管理、見守りができれば何よりですが、なかなか難しい問題です。
ご高齢のお一人暮らし、猫たちが庭にくれば、ごはんをあげてしまう。その気持ちはなんとなくわかりますよね。今回のようにご家族が問題意識をもってくれればなんとかすることができますが、氷山の一角でしょう。見て見ぬふりをされている現場が山ほどあるのが現実。もはや一人のえさやりさんの問題ではありません。まわりのみんなで協力して解決していくしかないと思います。
また、こんなこともありました。歩けない猫がいると連絡があり、捕獲して病院へ。
粉砕骨折5か所!創外固定機を装着し入院治療中です。退院したら里親さんを募集します。
病院のアイドルとなっているルディくん。優しいご家族を見つけてあげるからね。
<ご支援くださっているみなさまへ>
このような社会情勢の中、みなさんからのご支援に助けられております。ありがとうございます。何が起こるかわからない世の中になりましたが、変わらず保護猫たちの里親募集、お外の猫たちのTNRにまっすぐに取り組んでいきたいと思います!
「猫里親さん募集!にゃんこ組」
nyankogumi.jimdo.com