[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

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実施場所： 静岡県富士市　富士宮市

①4月半ば、一般の方からご実家の屋根裏から子猫の鳴き声が2～3日前からしていて。
去年も産み落とされたようで玄関の外に落ちて死んでいたことがあり、可哀想なのでどうしたらいいでしょう？と連絡が来ました。

去年の子は死んでいたというので、今鳴いている子が心配ですぐに電話をかけ事情を聞きました。
そして大工さんにきてもらい声のする玄関上を開けてもらうことに。
玄関上を開けて見てもらったのですが姿はなく声は、その横の壁の中からするようで、今度は壁も開けてもらいました。

そして出てきたのは小さい1匹の赤ニャンでした。それが、この子です。


天井から出てきた赤ニャン

数日、鳴きどおしで良く生きていました。
保温して急いで帰りミルクをあげて、それから大事にだいじに育ててきました。


98グラムの男の子。かあニャンのパイパイを探す姿は可哀想でしたが愛情いっぱいに育てて、とっても良い子になりました。
キジトラ♂琳太郎りんたろう　


大きくなったよ

現在は、少し前にケガをしてしまい安静にしていますが回復中でとっても元気です。

元気に鳴いて教えてくれたので助けることができました。
兄妹はかあニャンが連れて行ったようです。
かあニャンのTNRをするのが、今の目標です。

②数ある活動拠点にはTNR済みの成猫たちが複数います。
エサやりさんは、何人かいて毎日通ってくれています。
この場所はエサやりさんにしばらく任せて車で通るだけになっていて猫たちは元気そうなので安心していました。
知らなかったのですが、また若猫数匹が遺棄されたようで中のなつっこい若猫数匹はすでに産んだ後でした。

なつっこい母猫がお腹を空かせて毎日、ご飯欲しくて来ます。ここは交通量が多く畑なので泥だらけになってしまいますし子猫が生きていくには危険です。

母猫に、アカを連れておいで　と言うと、その数日後真っ暗の中、子猫の大きな鳴き声が近くでします。
探すと近くの農作業小屋に母がいて、中に子猫たちがいました。1匹は水溜に落ちてびっちょりでした。
この小屋に子猫はいなかったので、母猫が連れてきたのでしょう。
ちゃんということがわかってる、賢いな　と感心しました。

それから、その日の夜に親子を保護し連れ帰りました。


かあニャンといつつご

母猫はケージの中だけではストレスで外に出たがり、壁も網戸も壊す勢いでしたので、避妊手術を受けてリリースしました。
毎晩、元気に姿を見せます。

子猫たちはまだ小さいので母猫のパイパイがもう少し必要でしたが、ミルクと離乳食で育てて、やっと2ヶ月齢になりワクチンを接種することができました。


スクスク成長中

お見合いをして5匹の内3匹は早くも決まり婿入りお嫁入り。あとの2匹もお見合い予定です。

同じような子たちがあちこちにいますが、目の前にいた遺棄された若猫が産んだ5匹を助けてあげて良かったと思っています。



＜ご支援くださっているみなさまへ＞
毎年、たくさんの天使が舞い降りてにゃんぽのお家にやってきます。

多くは人間から邪魔者扱いされていらないと言われた子、ひどい時は命の炎を消されそうになることも。

そんな冷たい世界手の平から小さな命がすり抜けていくときに真っ黒な気持ちが湧き出てくることを隠しきれません。

でも、そんな時ほど今いる子と生きて出会えていることを喜び合います。

この子たちが、笑ってお腹いっぱい食べて、好きなだけ遊んで眠ってまた、元気な顔を見せてくれる。

光の縁でずっとお家へお嫁入り、お婿入りしてしあわせ便りから知る大切にしてもらったたくさんの愛され猫。

彼らが見せる日々の生きる喜びは雨上がりの虹のように笑顔を誘い希望を生み出します。

全ては小さな命を気にかけてくれたあなたの想いがあったから彼らは、生きるを見せてくれているのです。

いつも、しっぽのついたこどもたちに優しさをありがとう。

あなたの想いがみんなの心地よい世界を作っていきます。

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「にゃんぽみち」
nyanpomichi.me