[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

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実施場所：埼玉県、千葉県、茨城県

最近の活動をいくつかご紹介します。

プラムちゃん（猫）の保護
保護者さんの職場で野良猫のお母さんが３匹の仔猫を産みました。２匹はどこかに移動してしまい、１匹が残されました。このままでは一両日中に死んでしまう、保護者さんはフルタイムのお仕事をしているので、1日に6～７回も仔猫にミルクをあげるのは不可能です。困った保護者さんからさくら犬猫譲渡会に連絡が入りました。すぐにスタッフの家に連れてきてもらい、動物病院に急行しました。体重は140グラム。まずミルクを極小シリンジで与えたところ、口の周りをベショベショにしながらもよく飲んでくれて一安心しました。



それからは約３時間おきにミルクをあげています。死んではいないか、ミルクは飲んでくれるか、ウンチは出るか等、母猫の代わりに毎日大奮闘しています。順調に成長して、良い出会いが叶うまで頑張ります。


仔猫４兄弟の保護
５月はじめ、椎茸栽培の林に住み着いている野良猫母さんが、近隣の農家のビニールハウスに積んである藁の中に４匹の赤ちゃんを産みました。農家の方に協力してもらいながら保護し、野良母さんは手術をし、仔猫はさくら犬猫譲渡会で預かることになりました。



2ヵ月近くたった今、ミルクではなく柔らかくしたフードを食べたり、家の中を走り回ったり、成長の早さを感じます。一緒に暮らす先住の保護猫と遊んだり



17歳の寝たきりの保護犬にもたれかかって眠ったり



ほほえましい光景が見られます。このまま無事に育ってくれることを祈りつつ、２ヵ月齢を迎えたら、譲渡会で里親さん探しを開始します。


優太くん（犬）の保護
4月23日、以前から連絡のあったアパートに犬を保護するために入りました。飼い主さんは60歳くらいの一人暮らしの女性ですが、病気で１年程入退院を繰り返しており、生活も困窮している様子とのことでした。優太くんはこの間、アパートの一室に入れられたままとなっていました。
部屋には汚物にまみれた優太くんがいました。優太くんはパピヨンのミックス犬です。パピヨンは長毛が美しい犬種ですが、優太くんの毛にはウンチがからみつき抱っこができない状態でした。排尿排便の跡があちこちにありました。部屋は掃除されず、ごはんだけは近所の方があげていたとのことでした。
優太くんを何とか布でくるんで抱っこし、スタッフの家に連れて帰りました。さっそくシャンプーをしましたが、全身に絡み付いたウンチは鎧のように硬くなりなかなか取れません。



お湯で溶かしながら洗い、取れないものは切り取り、やっと抱っこできる状態になりました。数日後トリミングを受けて写真のようにきれいになりました。



今は散歩がうれしくて、いつもご機嫌です。新しい家族が迎えに来てくれるのを待っています。


＜ご支援くださっているみなさまへ＞

さくら犬猫譲渡会では、会員が自分の家で保護犬・保護猫と一緒に暮らし、保護犬・保護猫たちは、里親さんが見つかるまで、その家の子として過ごします。
人間に馴れていない子たち・人間を怖がる子たちには、人間は怖くない、信頼できる、ということを教え、人間には慣れているけれども、行動に問題のある子たちには、人間と暮らす上で必要な態度を教えます。
一緒に暮らすことで、体調の変化にすぐ気づくこともできますし、閉ざされた犬猫の心に寄り添いながら、少しずつ解きほぐすことができるとも考えています。
結果的に、譲渡先のお家で問題を起こすことも少なくなります。
一匹一匹と丁寧に向き合うために、保護できる頭数には限界がありますが、今後も会員やボランティアさんを増やし、より多くの犬猫に新しい家族を見つける活動を行っていきたいと考えています。そのためには、十分なフード代や医療費が必要です。
今後も引き続きご支援・ご協力をいただけるようお願い申し上げます。

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「さくら犬猫譲渡会」
https://sakurainuneko.jimdofree.com/