フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:山口県周南市を中心とした山口県全域
飼い主がいない保護猫や保護犬を、家族の一員として終生大切にしてくれる里親さんを探す活動を、山口県で行っている「特定非営利活動法人 ケダマの会」です。
みなさまのお力添えを賜り、保護を必要としている猫や犬達に必要な医療行為を行い、新しい里親さんにつなげることができています。心から感謝を申しあげます。
【壁の中から救出された猫の白玉ちゃんのこと】
2020年10月に空き家の壁の中に落ちていたところを、鳴き声に気付いてもらい保護された白玉ちゃん。よほど空腹だったのか、救出後は一心不乱にミルクを飲み続けました。
ご縁があり、トライアル期間を終えて12月に正式譲渡になりました。新しいお家では、おもちゃ大好き猫さんになったそうで、たくさん遊んでくれる人間のお兄ちゃんにべったり甘えているようです。
ひざの上の白玉ちゃん。大事にされています。
弱々しくて、心配だった保護当時の白玉ちゃん。
【3匹兄弟で保護された茶々丸君のこと】
新型コロナウイルスの感染拡大防止のために中止していた譲渡会を、緊急事態宣言解除後の行政の施設利用再開を受けて再開しました。新しい生活様式での譲渡会を、行政や専門家の指導を受けながら方法を模索し、地域の市民センターで毎月2回主催しています。
ポスター左下の麦君は、10月に新しいお家に迎えられ、茶々丸君になりました。3匹兄弟で保護され、譲渡会に参加して、それぞれお家が決まりました。
新しいお家での写真です。とてもヤンチャで甘えん坊だそうで、ご家族は毎日、茶々丸君の話題で持ちきりだそうです。棒のガムも、オモチャも近くに置いて安眠中です。
【シェルターでの予防接種のこと】
10月に狂犬病予防注射、11月に犬の混合ワクチン接種を獣医師の先生方にシェルターにお越しいただき行っています。
今までは個別接種だった保護猫達のワクチン接種を、増設して大きくなった猫シェルターで11月に行いました。右の写真は、洗濯ネットに入り、名札のついたケージで接種の順番を待つ保護猫達です。良いご縁があり、来年は新しいご家族と、かかりつけの獣医師さんのところで接種できますように。
<ご支援くださっているみなさまへ>
保護が必要な猫や犬達のためにご支援をいただきまして、本当にありがとうございます。みなさまのあたたかいご支援のお陰で、保護が必要な猫や犬達のための活動を続けることができています。
高齢の飼い主の体調悪化による飼育困難や、避妊去勢手術をしていれば防げた多頭飼育崩壊等、保護が必要な猫や犬達の相談は多いですが、保護活動と啓発活動を進め、一匹でも多くの猫や犬達が幸せになれるよう、新しい生活様式を踏まえ、これからも地域に根ざした動物愛護活動を継続して参ります。困難な社会情勢の中で、保護猫や保護犬へお気持ちを寄せて下さり、心より感謝を申し上げます。
「特定非営利活動法人 ケダマの会」
https://kedamanokai.org/