フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:兵庫県洲本市
コロナの影響により、スタッフや犬猫の安全を考え、現在保護部屋を閉鎖し
各スタッフの自宅預かりをしながら、お世話や里親募集をしております。
淡路島の漁港には、たくさんの野良猫が住み着いています。
のんびりと日向ぼっこをした猫たちを想像されると思いますが
実際は飢えや病気、冷たい海風、事故、そして猫嫌いな人からの虐待もあります。
当団体では、ある漁港の保護、TNRを進めています。
そこに、若いメス猫がいました。
捕獲を試みるのですが、捕まえることができず、段々にお腹が大きくなって
妊娠していることがわかりました。
その後も保護できず、しばらく姿を見ることがなかったのですが
漁港の物置になっているような小屋の中で、子育てをしていることがわかりました。
可愛い子猫たち5匹は、保護できました。
残っていた母猫も、このままではまた妊娠してしまいます。
捕獲を何度も試みて、ようやく保護。
母猫にも里親さんが見つかり、家猫となることができました。
この漁港からは、今までに50匹以上の保護・譲渡をしていますが
漁港で死んでいた猫も30匹以上います。
捨てられる猫も多いので終わりがまだ見えませんが、引き続き小さな命を救っていきます。
毎年、印刷会社にお勤めの里親さんの協力によって、保護犬猫のカレンダーを
制作・販売しています。
表紙には、外でボロボロな姿でいた成猫の写真を使いました。
この表紙を見て、購入してくださった皆様への啓発もすることができました。
毎日の活動のブログ
「
あーもんさんちはニャンとも幸せ」
https://aamonndaisuki2.blog.fc2.com/
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも温かいご支援を、ありがとうございます。
小さな子猫が山や海に捨てられたり、野良猫が空き家で繁殖をしたり
飼い主が入院などのため飼えなくなった成猫が寒空に出されたりしています。
またあちこちから、多頭飼いになりすぎて手に負えなくなったと、相談が来ます。
全ての対応はできないのですが、相談者さんの協力も得ながら、
1匹でも多くの不幸な犬猫を減らしていくために、頑張ります。
たくさん医療費がかかっていますが、ご支援を受けることで継続することができています。
ありがとうございました。
「淡路ワンニャンクラブ」
https://www.awaji-wannyan.jp/