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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2021年09月16日

「特定非営利活動法人HEART」さまの活動レポート(2020年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所: 徳島県徳島市

いつも私たちの活動をご支援くださり本当にありがとうございます。心から感謝を申し上げます。
今回、ご紹介するエピソードは、四国初の保護団体が運営するスペイクリニック(ロウコストハイボリュームの避妊去勢手術に特化した動物病院)の開業についてです。
徳島では野良猫が多く、殺処分数も全国でワースト何位に入るくらいの多さです。これは県民性や地域の気候、その他いろいろな要因に寄与するところです。私たちも10年以上活動を続け、活動開始当時に比べて、年間の処分数は10分の1以下に減りましたが、それでも処分頭数を無くすにはまだまだです。
現在、処分される動物の6割が猫で処分される猫のうち7割が子猫という現状です。私たちを含め、個人のボランティアさんが不幸な猫を増さないようにTNRや保護活動を行なっております。しかし、ここ近年処分頭数が横這いで、ボランティアさんの高齢化や負担の限界などで将来的にまた猫の処分数が増えるのではないかと危惧しておりました。
そこで、今の徳島の現状をどうにか打破するため、スペイクリニックを通じてボランティアさんの負担を軽減し、不妊去勢手術の啓蒙を図り、地域社会が飼い主のいない猫たちに目をむけ不幸な命を増やさない優しい社会づくりを目指すことが必要なのではと考えました。
そして、昨年9月より無事に開業することができ、10月、11月、12月の実績は350頭の猫の避妊去勢手術を行うことができました。

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うちHEARTが独自で処置したのは50頭で残りの300頭がボランティアさんや一般の方からの依頼でした。一般の方の中には、これまで費用が高くて処置してやりたくてもできなかったが、スペイクリニックなら安価なので手術を受けさせてやれることができるとおっしゃってくださった方も沢山おりました。
ただ、私たちは、保護団体ですので保護できる猫たちは依頼者と掛け合って、元の場所に返さずにこちらで引き取って、里親探しも行っております。

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今年の夏までに目標1000頭の手術を目標としております。
徳島がもっともっと動物に優しい地域社会になるようにこれからも動物たちのために努めてまいります。

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<ご支援くださっているみなさまへ>

私たちの活動をご支援くださり本当にありがとうございます。心から感謝を申し上げます。
この度、私たちはスペイクリニックを開業することができました。そして、まだまだ微々たる力しかございませんが、徳島をもっともっと動物たちに優しい社会に変えて行きたいと考えております。
これからも私たちの活動に皆様の思いを託していただければ幸いに存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。



「特定非営利活動法人HEART」
www.heart-tokushima.com
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