[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

みにゃさまと一緒につくる連載、「保護猫しあわせ物語」。
Vol.81は、おうちの庭にやってきた「るる」ちゃんと「ろん」ちゃんのお話です。

4年前と3年前、2年続けてお盆明けの暑い時期に庭にやってきた子猫。
たぶん乳離れして、母猫に置き去りにされたと思われます。
ガリガリに痩せて、汚れていて、慣れてなくて近づくと逃げてしまうけど、お腹が空きすぎてエサはなんとしても食べたかった様子。
一匹目のメスの時は、エサで玄関の中までおびき寄せ格闘（？）の末、やっと保護。



某風邪薬の名前から「るる」と命名。
獣医さんに診てもらったら、耳ダニと寄生虫を飼っていました。かわいそうに、きっと虫やカエルとか食べていたのかもしれません。舌の真ん中くらいに楔（くさび）形の傷があります。ガラスで切ったのか、空き缶で切ったのか......。
幸い、食べることに問題は無いようで、今では立派な体格に。
最初はケージで飼い始め、慣れてくれるのに１ヵ月は要したでしょうか。
とってもかまってちゃんの甘えっ子になりました。
翌年、これまたお盆明けにやってきた汚れたオスの子猫。この子は、手足が長いし、きっとデカくなるな、と思いつつ、保護するしかない！ と、キャリーバッグの中にエサを入れておいたら、あっさり保護できました。ヨカッタ。



獣医さんでノミ取りのスポットをしてもらい、猫エイズのキャリアでもなく、病気でもないと診断してもらい、うちの子になりました。
汚れが落ちたら、真っ白でした。



こちらは、某消炎鎮痛剤から「ろん」と命名。
ろんは、るるほど甘えてきませんが、時々お腹を見せてゴロン！してくれます。
予想通り大きな猫ちゃんに成長しています。
るるは最初は威嚇していましたが、大きな喧嘩をするでもなく、今ではほどよい距離で共生しています。
夫が嫌がるんじゃないかと心配しましたが、猫撫で声で可愛がっています。一緒に暮らす母も、猫が昼間の相手をしてくれてとても良いみたいです。
どちらも去勢して完全室内飼いです。



書斎に猫ドアも自作しました。



やってきて、一緒に寝ることもあります。
どういうご縁でうちの庭に来たのかわかりませんが、もう大事な家族です。２匹が幸せな猫生を過ごせるよう、奉仕させて頂きます。
ちょっと肥満気味なので、ダイエットが課題ですネ。

（るる／4歳・ろん／3歳　ペンネーム: 葵さんより）

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スタッフより

みにゃさまからの、「保護猫しあわせ物語」を募集しています。

保護される前、または家に迎え入れる前のエピソード（Before）と、家に迎え入れた後しあわせに暮らしているエピソード（After）の2つを盛り込んでお送りください。
ご応募いただいた作品はリサイズや加筆修正等させていただく場合がありますのでご了承ください。

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