フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所: 千葉県柏市の保護施設および主に関東圏
春先には3頭の赤ちゃん犬の兄弟を保護しました。親から離れてしまった赤ちゃん犬を育てるには、人間が数時間おきにミルクをあげたり、排せつを補助してやる必要があります。
毎回スタッフやボランティアさんの手を借りながらお世話をしていますが、今回は特に(人間の)お子さんがいるスタッフたちが眠い目をこすりながらも、その経験と親心を活かして大活躍してくれました。3頭は無事に成長しその後里親さんの元に巣立っていきました。
当団体では里親さんにもらっていただく以上の幸せはないと考え、譲渡を中心とした活動を行ってきました。それでも譲渡の時には心配もあるのが本音です。そんな中で里親さんからいただくその後のご報告にはとても励まされています。今回はその一つをご紹介させていただきます。
<頂いたメッセージとお写真(一部抜粋)>
レトリシアちゃん(女の子)
シェルターでは、怖がり、脱走注意の猫として接せられていました。ふれあう時も、奥に引っ込んでいることが多かったです。しかし、私の手にじゃれついてきたことがあってキュンとしました。足の裏の模様が水玉になっているのを発見してこの子だ!!と思いました。
さて、飼った初日はというと、ひたすらシャーシャー言ってました(笑)眠そうなのに、ここで寝るまいと、睡魔と必死に戦っていました。餌は人が居なくなったらちゃっかり食べました。次の日は普通に食べ、3日後くらいにブラッシングをしたら、快感を覚え、なでなで大好きになりました(笑)1週間くらいで、ケージから出て、今では元気にリビングを走り回っています。
里親さんの元でリラックスするレトリシアちゃん
<抜粋ここまで>
怖がりな子たちは引き取りをためらわれてしまうことが多いのが実情です。それでもこの子を温かく迎えていただいたことに有難い気持ちでいっぱいです。
施設に居たころの緊張した様子
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも応援をありがとうございます。
おかげさまで2021年1月に累計の譲渡数2万頭を超えることができました。しかし、例年1200頭を超える譲渡数を約900頭まで大きく減らしてしまう苦しい1年間でもありました。
感染症に負けずに結果を出すことができず、支援者の皆様、誰より動物たちに対して申し訳なく思っています。
新年度は自分たちがすべきことをもう一度見直し、救命数の回復はもちろん、停滞してしまっていた企画を前に進めることに全力を尽くして参ります。
これからの当団体をよろしくお願いいたします。
「NPO法人犬と猫のためのライフボート」
https://www.lifeboat.or.jp/